ライオン、「2018年ライオン会総会」を開催

粧業日報 2018年2月22日号 2ページ

ライオン、「2018年ライオン会総会」を開催
 ライオンは2月6日、都内ホテルに全国のライオン会会員卸売業を招き、「2018年ライオン会総会」を開催し、濱逸夫社長が「経営概況」について、久米裕康執行役員ヘルスケア&ホームケア事業本部長が「ヘルス&ホームケア事業概況」について、三國正晴執行役員ヘルス&ホームケア営業本部長が「営業方針」についてそれぞれ説明した。

最も信頼され、最も頼りにされる
モノづくりメーカーであり続ける

 まずはじめに濱社長がライオン会会長として挨拶に立ち、「今年はライオン歯磨とライオン油脂が合併する2年前に設立されたライオン製品会社による『新ライオン会』の発足から40周年目にあたる。当社にとって会員の卸店様は、地域市場における強力な流通パートナーであり、ライオン製品を全国津々浦々まで配荷していただくことで、ともに市場での存在感を高めてきた。この精神は今日まで受け継がれ、私が社長に就任した2012年から皆様と進めている高付加価値化への取り組みは、生活者の支持を得て市場拡大に貢献することで業界の価値向上へとつながっている。今後も皆様とともに、様々な流通環境の変化や市場の構造変化を乗り越え、生活者とライオン製品の出会いの場を創造し、リアルな実店舗での買い物体験を通じた消費行動の喚起を図っていきたい」と述べた。

 続いて、経営概況について触れ、「連結売上高は『VISION2020』スタート前の2011年度の3275億円から2017年度は4050億円となり、年率平均で3.6%の増収、トータルでは24%の成長となり、海外売上は約2倍の1060億円となった。連結営業利益も112億円から270億円、営業利益率も3.4%から6.7%へと倍増するなど、利益ある成長が実現できている」とV-2計画までの業績を総括し、今後の方向性について「これまでは高付加価値品の投入・育成に注力し、中長期的な成長を実現すべく経営基盤の強化に取り組んできたが、2030年までの『次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー』実現に向け、2018年度より新中期経営計画をスタートさせる。変化に敏感で顧客体験価値を提供し続ける一方で、挑戦と創造の心を大切によりよい生活習慣づくりの提案を継続することで、卸店様との共存共栄の精神に立脚した取り組みを通じて、生活者と流通パートナーに最も信頼され、最も頼りにされるモノづくりメーカーであり続けたい」と語った。

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