美はだ工房 自然の森、韓国コスメ激戦区 新大久保で独自性を追求

週刊粧業 2021年2月22日号 5ページ

美はだ工房 自然の森、韓国コスメ激戦区 新大久保で独自性を追求
 オーガニック・メディカルコスメを販売する「美はだ工房 自然の森」は現在、新大久保コリアンタウン(東京・新宿区)に直営2店舗を構える。

 同店を運営するのは韓国出身で、オーガニックコスメや韓流コスメなどの輸入卸事業を展開する「PINOCOSME(ピーノコスメ)」と、化粧品販売事業を手がける「PINO」の代表取締役を兼務する平山永訓(本名=申大永、シン・デヨン)氏だ。

 平山氏は1992年に来日し、現在は一般社団法人新宿韓国商人連合会と新大久保商店街振興組合の理事を務め、新大久保コリアンタウンのさらなる発展を目指している。

 自身が運営する「美はだ工房 自然の森」の出店経緯や店舗概要などについて、平山氏に話を伺った。



価格競争へ走らず体験軸に
顧客を育成し地域活性化へ

 平山氏は2006年7月、友人が新大久保で最大規模の多目的イベントホール「K₋Stage O!」内に食品スーパーを出店したことをきっかけに、その一角(14坪)で化粧品販売をスタートした。

 100%オーガニックのココナッツオイルを使用したアメリカ発のスキンケアブランド「オーガニックフィジー」と、パプリカ抽出物などの多重発酵成分を配合した合成化学成分フリーの韓国スキンケアブランド「MieV(ミエブ)」を販売するも、「当時はまだ韓国コスメの認知や使用率が低かったこともあり、立ち上がりは非常に苦労した」と平山氏は振り返る。

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