コーセー、「なでしこ銘柄」に初選定

粧業日報 2022年3月25日号 5ページ

コーセー、「なでしこ銘柄」に初選定
 コーセーは、経済産業省・東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選出する令和3年度「なでしこ銘柄」に初めて選定された。

 同社グループは、サステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン」の中で、「ジェンダーにとらわれず活躍できる社会への貢献」を取り組みテーマの1つとして掲げ、全社をあげて社内外のダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいる。

 女性活躍の推進においては、誰もが活躍するためのジェンダー平等の観点から、どのライフステージにおいても社員全員がいきいきと能力を発揮できる環境づくりを行っている。例えば、子育て世代の社員に対しては、女性社員に対する産前産後休暇・育児休業の取得サポートに加え、2020年度より、男性の育児休業取得を促進する独自の「コーセー イクパパサポート制度」を運用してきた。

 2021年度の国内グループ会社において、女性の育児休業取得率は100%、男性の育児休業取得率は67.1%を達成している。また、2021年度には、美容部員(BC)の多様な働き方を可能とする「WEB-BC SYSTEM」を稼働させるなど、社員の働きがいを創出し、個々のライフステージをサポートする取り組みを行っている。

 社内のダイバーシティ推進の状況については、「取締役における女性比率30%(22年3月現在)」「管理職における女性社員比率28.8%(21年度実績)」「指導的地位にある女性社員比率34.7%(21年度実績)」など、積極的に女性活躍を推進している企業姿勢が評価され、今回、最高評価に選定された。
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