花王は2023年秋に「SOFINA iP(ソフィーナ iP)」をリブランディングし、「素肌に、科学をインストールする。」を新たなブランドスローガンに掲げる。
今後、同社ならではの先端皮膚科学研究に基づくスキンケアアイテムを拡充し、提案に磨きをかけることで、多様な人々の肌に寄り添い、より強固なポジションの確立を目指す。
11月4日、スキンケアブランド「SOFINA iP」の象徴アイテムである「ベースケア セラム<土台美容液>」(本体90g 5500円、レフィル90g 4950円、レフィル180g 9350円)をリニューアルするとともに、ブランドとして初となる化粧液「角層トリートメント 基礎化粧液」(160mL・2420円)を発売する。2024年1月13日には化粧液のレフィル(150mL・1980円)も発売する。価格は全て参考小売価格(編集部調べ)。
SNSやEC購買の普及によりモノや情報があふれる現代は、スキンケアに関しても様々な情報が飛び交い、情報や商品選びに対して迷いや不安を抱えている人が多く見受けられる。
このような時代に「SOFINA iP」は、一人ひとりの肌をきれいに導く提案を強化すべくリブランディングを実施する。
ブランドの象徴アイテムである美容液「ベースケア セラム<土台美容液>」のリニューアルに加え、同社独自の角層細胞のうるおい可視化技術を評価法に用いて開発した化粧液「角層トリートメント 基礎化粧液」を発売。さらに、角層細胞の形状の美しさから着想を得た新しいブランドロゴを採用した。
パッケージは、研ぎ澄まされたサイエンス感を表現しつつ、機能をわかりやすく示すデザインに仕上げた。なお、今回発売する商品は、環境配慮のため外装包装フィルムを廃止している。
「SOFINA iP」は、同社の化粧品事業が国内を中心に注力するブランド群「R8」の1つ。今後は、肌の角層細胞のうるおいが持続するスキンケアアイテムのラインアップを順次拡充し、日本国内を中心に販売を強化。花王ならではの先端皮膚科学に立脚した総合皮膚科学スキンケアブランドとして、さらに存在感を高めていく。
「ベースケア セラム<土台美容液>」は、洗顔後、ファーストステップとして使う、うるおいで肌をやわらかくほぐす高濃度炭酸泡の美容液。毛穴の約1/20サイズの炭酸泡の美容液が、角層最深部まで浸透する。
今回のリニューアルでは、新たに保湿成分高麗人参エキスを配合。さらに肌なじみのよい感触に仕立てた。
「角層トリートメント 基礎化粧液」は、乾燥しがちな環境でも一日中うるおいが続き、しっとりやわらかな肌に導く。
世界初の成分アプローチを採用しており、化粧液が角層細胞まで浸透して水分保持機能の働きを補い、肌にうるおいを与え、保つ。なお、同社独自の角層細胞のうるおい可視化技術を評価法に用いて開発した。
コミュニケーションでは、「素肌に、科学をインストールする。」をスローガンに掲げ、一人ひとりのきれいな肌の実現に、皮膚科学で寄り添うことを発信していく。
店頭では、ブランドの世界観を感じられる売場づくりを推進するとともに、一目で商品価値がわかるよう、パッケージには機能をわかりやすく記載するなど、需要が高まるセルフ購買での商品選びをサポートしていく。
また、スマートフォンをかざすだけで、オンライン上で詳細な商品情報が手間なく受け取れるNFCタグを用いたツールも設置し、商品選びに迷いや不安を抱える人々に寄り添った体験価値を提供する。