花王、化粧品事業とスキンプロテクション事業の成長戦略を発表

粧業日報 2023年10月11日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 2030年化粧品事業3000億円、スキンプロテクション事業1000億円の売上達成へ
  • 2030年にはSENSAIの売上を3倍、MOLTON BROWN、Curélの売上を1.5倍に
  • 北米UVケア市場の攻略に向け高価格帯ブランドのM&Aを検討
花王、化粧品事業とスキンプロテクション事業の成長戦略を発表
 花王は、中期経営計画「K27」にて、化粧品事業とスキンプロテクション事業を成長戦略の柱に位置づけている。この数年の後退を踏まえ、「K25」で設定した基本方針(「持続可能な社会に欠かせない企業になる」「投資して強くなる事業への変革」「社員活力の最大化」)は変えず、具体的な成長軸を明確にしたうえで中期経営計画を練り直した。

 ROICの全社導入を進め、構造改革を断行するとともに、「グローバル・シャープトップ(中核領域で存在する重大な課題にエッジの効いたソリューションで世界№1の貢献をすること)」事業を擁立する企業を目指す。

 9月26日には、「化粧品・スキンプロテクション事業成長戦略説明会」が開催され、取締役 専務執行役員 コンシューマープロダクツ事業統括部門総括の西口徹氏が「グローバル・シャープトップ戦略」について、上席執行役員 コンシューマープロダクツ事業統括部門化粧品事業部門長の前澤洋介氏が「化粧品事業 グローバル戦略」について、上席執行役員 コンシューマープロダクツ事業統括部門ヘルス&ビューティケア事業部門長の塗谷弘太郎氏が「スキンプロテクション事業成長戦略」について説明した。

 主催者を代表して挨拶した西口氏は、次のように強い決意を語った。

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