サンギ ロズリン・ヘイマン社長、アパタイト研究で世界をリード

週刊粧業 2023年10月16日号 39ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍も業績好調を維持、海外は28カ国に輸出拡大
  • 美白高機能ハミガキ市場を牽引し30余年、さらなる成長へ
  • 研究開発を軸に新事業の創出へ、医療機器など新領域でも存在感
サンギ ロズリン・ヘイマン社長、アパタイト研究で世界をリード
 ハイドロキシアパタイトの研究を進めるサンギは、「アパガード」や「アパデント」といった薬用ハイドロキシアパタイト〈mHAP〉配合ハミガキを展開してハミガキ市場の高機能化に貢献している。

 2010年代には海外にも販路を広げてグローバル展開を推進している。世界に先駆け、40年以上前からハイドロキシアパタイトの研究・開発を進めてきたアパタイトカンパニーとして、新たな分野・領域への応用可能性を探っている。

 ロズリン・ヘイマン社長に話を聞いた。

コロナ禍も業績好調を維持、
海外は28カ国に輸出拡大

 ――コロナ禍を経験して企業の変化への対応力が問われました。コロナ対策の緩和が進んでいますが、振り返っていかがですか。

 ヘイマン まだコロナは心配ですが、感染対策を講じたメリットを感じている企業は多いのではないでしょうか。

 当社は、比較的早い段階からコロナ対策を進めることができたと思います。全国的に感染拡大が広がり始めた2020年3月には在宅勤務・テレワークを取り入れていました。併行して、出社時に周囲との一定の距離を保てるような環境を整えてきました。

 現在も社員は週1日、部署によっては週2日程度の在宅勤務の権利を与えています。

 制度化するにあたって、外部機関を通じて調査を行ったところ、社員のワークライフバランスの意識が高まり、働きやすさの向上も確認することができました。

 特に小さなお子さんがいる社員は、男女問わず、今までよりも働きやすさを感じていただけています。そういった点では、コロナ禍を経て社内の働き方改革を大きく進められたと思っています。

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