資生堂、「Shiseido Innovation Conference 2023」を開催
カンタンに言うと
- 「化粧品」「サステナブル」「新領域」をバランスよく強化・推進
- 岡部副社長、事業貢献により研究所を会社のエンジンに
- スキンビューティー領域では最新知見「美肌免疫」を紹介
- 鼻骨格から将来の肌悩みと肌状態を予測するツールを開発
資生堂は11月28日、「Shiseido Innovation Conference 2023」を資生堂グローバルイノベーションセンター（S/PARK）にて開催した。
当日は、岡部義昭 副社長 チーフマーケティング&イノベーションオフィサーが「資生堂の未来ビジョンを実現するR&D戦略の実行」について、みらい開発研究所 シーズ開発センター 加治屋健太朗センター長が「Skin Beauty INNOVATION：肌の免疫研究 これまでとこれから」について説明した。
岡部副社長、事業貢献により研究所を会社のエンジンに
トップバッターとして登場した岡部副社長は、化粧品業界の最高峰に位置づけられる研究発表会「IFSCC2023」にて最優秀賞3賞のうち2賞を受賞したことを引き合いに出し、「基礎研究だけでなく、応用研究や新たな領域、香りを介した感情のコミュニケーションなど資生堂の研究領域は非常に幅広く、それぞれの分野が高い評価を得ている」と述べ、こうした優れた研究成果を商品に転換し、生活者に届けるためにいま現在、実践している取り組みについて説明した。
「マーケティングとイノベーションの両方を統括する責任者として優れた技術を商品に落とし込み生活者にお届けしていくことが私の大きな役割だ。研究成果を最大化し、それを新たな価値として昇華させ、商品・サービスとして提供することを通じてブランドや事業に貢献し、研究所が会社のエンジンになるように持っていくことが私の責務だと考えている」（岡部副社長）
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この記事は粧業日報 2023年12月5日号 1ページ 掲載
■資生堂、「Shiseido Innovation Conference 2023」を開催～「化粧品」「サステナブル」「新領域」をバランスよく強化・推進◎スキンビューティー領域では最新知見「美肌免疫」を紹介◎サステナブル領域では循環型の化粧品原料の開発・活用へ◎鼻骨格から将来の肌悩みと肌状態を予測するツールを開発
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