アンズコーポレーション、年内に増産体制を構築、省人化ラインも

C&T 2024年3月15日号 33ページ

アンズコーポレーション、年内に増産体制を構築、省人化ラインも
 高機能スキンケアを中心とした化粧品・医薬部外品OEM/ODMを展開するアンズコーポレーション(本社=大阪市)は、受注好調を受けて奈良工場(奈良県葛城市)の増産体制を強化する。未実装のスペースに生産ラインを増設・拡張し、省人化につながる生産ラインも導入する。

 山田昌良社長は、「OEM、ODMともに好調で、フル稼働に近い状態が続いており、昨年から生産能力拡大に向けて準備を進めてきた。ODMでは大型の案件なども控えているため、どちらも一気に進める。年内での設置完了を予定している」と話した。生産設備の省人化については、「今後も重要な課題と捉え、無人化ラインを目標に推進していく」という。

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