P&G、多様性を持つリーダーの育成に注力

C&T 2015年12月15日号 12ページ

カンタンに言うと

P&G、多様性を持つリーダーの育成に注力
 P&Gでは、ダイバーシティを「多様性を意味し、生い立ち、価値観、性格を含めた、人種・性別だけでないあらゆる違いを尊重して受け入れ、違いを積極的に生かしていくこと」と捉える。

 それをもとに、変化し続けるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに効果的に対応することで組織のパフォーマンスを向上させていくことをトップラインとする。

 「年に1度、ダイバーシティのフォーラムを社内で開催し、何故ダイバーシティに取り組まなければならないのか、ビジネス上の観点も加えて皆で共有する。また、人事戦略、人事組織戦略の中には必ず多様性を持ったリーダーの育成が含まれている。さらに、ダイバーシティネットワークとして各部署の代表者が集まり、月に1度ランチをしながら意見や取り組みを共有したり再適用したりする」(山本真一郎ヒューマンリソーシーズシニアマネージャー)

 それでは多様性を持ったリーダーの育成のため何を実践しているのか。

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