天真堂、特許技術採用の薬用化粧品など多彩なOEM提案

週刊粧業 2019年1月28日号 5ページ

天真堂、特許技術採用の薬用化粧品など多彩なOEM提案
 薬用化粧品と機能性表示食品のOEM事業を展開する天真堂は、今展示会で最大規模となる12小間のブースを会場中央に構える。

 今回は、「売れるモノづくりならOEMヒットメーカーの天真堂」をブーステーマに掲げ、同社が独自に開発し、水溶性の有効成分を肌へ急速に浸透させる経皮吸収システム「TEN‐DDS」(特許取得済)を採用した薬用化粧品OEMをはじめ、「肌ケア×ストレス緩和」「肌ケア×整腸作用」といったダブルヘルスクレームの機能性表示食品OEMや、自社スキンケアブランド「sakuraim(サクライム)」なども提案する。

 児玉和之社長に、今展示会の見どころやポイントを聞いた。

ソヴールシリーズ全48品を展示
機能性表示食品OEMも提案

 ――今回の主な展示内容をお聞かせください。

 児玉 ブースでは、12小間のうち10小間で薬用化粧品と機能性表示食品のOEMを提案し、2小間で自社ブランドのサクライムを紹介する。

 OEMでは、薬用化粧品として既に承認済みの自社製品(ソヴールシリーズ)を展示し、スキンケア23品・育毛剤14品・デオドラント剤4品・歯ミガキ粉4品・入浴剤2品・除毛剤1品の全48品を紹介する。



 このうち、TEN‐DDSを採用したアイテムは6品で、育毛剤や美白化粧品などの薬用化粧品で使用される水溶性の有効成分にTEN‐DDSを応用することによって、有効成分をこれまで以上に素早く肌へ浸透させることが可能になり、同じ原料でも処方を変えることでより高い効果が期待できる。

 さらに、クライアントの既存商品にTEN‐DDSを採用することも可能で、既に年内を目途に製品化が進んでいる。

 機能性表示食品に関しては、昨年10月に受理されたダブルヘルスクレームの美容特化型サプリメント2品(セラミドプラスギャバ・セラミドプラスビフィダス)のOEMを中心に提案する。

 セラミドプラスギャバは、肌のうるおいを逃しにくくする機能を持つパイナップル由来グルコシルセラミドと、精神的ストレスを緩和する機能を持つGABAの作用により、「肌ケア×ストレス緩和」が訴求できる。

 セラミドプラスビフィダスは、パイナップル由来グルコシルセラミドと、腸内環境を良好にして腸の調子を整える機能を持つビフィズス菌BB536の作用により、「肌ケア×整腸作用」が訴求できる。

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