ケイズ、地元の専門学生と共同開発したフェイスマスクが完成

粧業日報 2020年6月25日号 5ページ

ケイズ、地元の専門学生と共同開発したフェイスマスクが完成
 化粧品容器の卸販売と化粧品の研究開発・製造を手がけるケイズは、石川県理容美容専門学校ソーシャルビューティー科の学生9名と連携し、学生のアイデアをもとに共同開発したフェイスマスク「Lumirise(ルミライズ)マスク」(1枚550円、3枚セット1600円、5枚セット2600円〈全て税込〉)を完成させた。

 当初は、同校内にある学生が運営する美容サロン「Rusia Beaute(ルシアボーテ)」にて発売する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、6月下旬まで営業休止中のため、同校でサロン利用客向けに5月下旬から先行販売をスタートしている。

 今回の共同開発プロジェクトは、石川県理容美容専門学校が2018年に授業の一環として、「将来、美容部員やエステティシャンを目指す学生に、化粧品がどのようにして製造されているか勉強させたい」とケイズに打診し、さらに学生たちの「商品企画から販売まで授業でやってみたい」という熱意によって実現した。

 プロジェクトが本格的に始動したのは2019年10月で、学生たちはケイズの社員から化粧品の商品企画や製造方法・法律などを学び、さらに開発ラボでの開発実習など化粧品製造の一連の流れを体験した。

 商品化にあたっては、実際にサロンに来店する顧客からのくすみやシミといったエイジングの悩みに応えるアイテムの開発を目指し、配合成分やテクスチャー、商品名、パッケージデザインに至るまで学生たちが携わった。

 ルミライズマスクは、美容液でパックするような贅沢な使い心地にこだわり、1枚あたりの内容量が25mLと多く、プラセンタエキスやビタミンC誘導体、オウゴン根エキスなどの美容保湿成分を配合し、みずみずしく透明感あふれる肌に導くという。

 ケイズでは今後も地元企業・団体と連携し、化粧品の開発などを行うことで地元・金沢をアピールする事業に注力していく。
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