新型コロナの化粧品日用品業界に与える影響は絶えず変化

週刊粧業 2022年3月7日号 1ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍2年、メークの需要が急激する一方ハンドソープの需要が急拡大
  • 2022年、化粧品業界は増収2ケタ増益、日用品業界は増収減益の見込み
新型コロナの化粧品日用品業界に与える影響は絶えず変化
 新型コロナウイルス感染症の流行から早2年が経とうとしている。この間、化粧品トイレタリー業界は大きな影響を受け続けてきた。ただ、中身を細かく見ていくと、化粧品とトイレタリーでは好不調の波が異なっていることがわかる。

 2022年の化粧品トイレタリー業界の動向を分析してみた。

コロナ禍2年、メークの需要が急激する
一方、ハンドソープの需要が急拡大

 2020年の流行直後は、マスク着用の常態化によりメークの需要が急減したため、化粧品業界がマイナス影響を大きく受けた。一方、トイレタリー業界はハンドソープ、手指消毒液などの特需によりその領域で商材を持つ企業を中心にプラスの影響を受けた。

 2021年のコロナ禍2年目は、秋にも収束を迎えるのではないかと期待されていたが、想定以上に長期化し、越年ということになってしまった。そのため、化粧品業界は引き続き厳しい状況に追い込まれ、需要のさらなる縮小という試練に向き合わなければならなくなった。

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