資生堂ジャパン、コロナ禍における肌悩みで意識調査を実施

粧業日報 2022年7月15日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 約半数で肌悩みが増加、「しわ」への悩みが68%で最多
資生堂ジャパン、コロナ禍における肌悩みで意識調査を実施
 資生堂ジャパンは、2022年4月、30~69歳の女性500名を対象に、コロナ禍における肌悩みに関する意識調査を実施した。

 それによると、マスク生活が長期化したことにより、約半数が「マスク生活が始まった頃と比べて、肌悩みに変化を感じている」と回答し、特に「目もと、口もとのしわ」を気にしていることがわかった。



 「肌悩みに変化を感じている」と回答した人(51%、255名)に、代表的な5つの肌悩みについて尋ねたところ、マスク生活開始当初と比べ気になるようになった肌悩みは、目もと、口もとの「しわ」(68%)、「乾燥」(61%)、「ニキビ・吹き出物」(54%)、「毛穴」(53%)、「シミ」(49%)という順になり、マスク生活の長期化により「しわ」への悩みが最も多いことがわかった。



 しかし、「しわ」の悩みがあると回答した人のうち、約7割は特別な対策をしておらず、その過半数が「どんな対策をすればよいかわからない」と回答している。



 コロナ禍において、マスク着用以外の変化を尋ねたところ、約6割の人が「スマートフォンを見る時間が増えた」と回答した。うち約半数が「スマートフォンを見ることでうつむく姿勢が増え、首のしわが気になるようになった」と答えている。

 マスク生活の長期化で顕在化した目もと、口もとの「しわ」に加え、スマホの長時間使用により首の「しわ」が気になる人が増えていることがわかった。

 自身の肌悩みについて何らかの対処を検討しているか尋ねたところ、約8割の人が、毎日のスキンケアで対策したいと回答した。また、アフターコロナを見据え約7割の人が「人に会う機会が増えることを想定して、スキンケアに気を使いたい」と考えていることがわかった。
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