ホシケミカルズ、透明ファンデから着想を得たスキンケアを提案

粧業日報 2022年7月13日号 6ページ

ホシケミカルズ、透明ファンデから着想を得たスキンケアを提案
 化粧品・医薬部外品・健康食品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、コロナ禍を契機としたマスク習慣とおうち時間の増加をきっかけに、「色がつきにくい肌補正アイテム」の需要が高まったことを受け、肌に色がつかないカラーレス(透明)ファンデーションに着想を得て開発した新スキンケア「ソフトフォーカスセラム」のOEM受注を、今年5月末から開始している。

 ソフトフォーカスセラムは、のびが良く柔らかいテクスチャーのジェルクリームで、物理的作用によって毛穴・小ジワなどを目立ちにくくし、キメの整ったキレイな素肌感を演出するという。

 具体的には、化粧下地やファンデーションの技術として知られる肌をキレイに補正して見せる手法の1つで、光を散乱させて対象をぼかす「ソフトフォーカス作用」を採用。透明なジェルとは異なるすりガラスのようなヴェールで、毛穴・小ジワなどの肌悩みをぼやかして目立ちにくくする。

 また、真球状の微粒子が毛穴・小ジワなどの微細なくぼみを埋めるようになめらかに整え、気になる肌悩みを目立ちにくくするだけでなく、撥水性とサラサラ感を付与する。

 さらに、パウダー成分を含有し、余分な皮脂によるテカリやベタつきの起こりにくい肌をキープする。パラベンや鉱物油などは無添加で、美容成分のオリジナルカスタマイズが可能だ。

 「色移りがせずクレンジングも不要なため、女性はもちろん、メークに興味があるがまだ抵抗があるという男性向けのスキンケアアイテムとしてもおすすめだ」(企画開発室広報主任 平地祥子氏)

 コロナ禍での研究開発では、OEM製品の安定的な供給を目指し、独自の研究開発管理システムへの投資を継続して行い、工場と研究所との情報連携を進めている。

 「当社は中堅OEMでは珍しく、メークとスキンケアそれぞれに専門の研究員が在籍している。今後もニーズを先取りし、それぞれのアイデアを掛け合わせた研究開発を進めていきたい」(平地氏)
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