東洋ビューティ、新美肌セオリーでフェムテック製品の開発推進

　化粧品・医薬部外品ODM／OEMの東洋ビューティはこのほど、「フェムテック」に着目した研究開発から、女性ホルモンとストレスホルモンのバランスを整えることで美肌へと導く美肌セオリー「Wホルモンケア」を構築し、その美肌セオリーに基づいた第1弾シリーズとして「メノポーズケアコスメ」（2品）を開発した。

　開発製品については、10月20日～22日に都内で開催される「第1回 Femtech Tokyo（フェムテックトーキョー）」にて展示するという。

　女性特有の悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」市場は、化粧品業界でも注目を集め、参入する企業が増え続けている。これまで、デリケートゾーンを清潔に保つケア製品が中心の市場となっているが、同社は得意とするスキンケア開発とフェムテックを掛け合わせた製品化を推進し、市場活性化に寄与していく考えだ。

　第1弾シリーズ「メノポーズケアコスメ」は、45～55歳前後の更年期世代の悩みに着目し、体のほてりなどホットフラッシュに対応する、冷感のあるパフを形成するスプレーと、冷え性対策のマッサージオイルの2品をラインナップした。

　同社は、フェムテック市場の今後の盛り上がりを見据え、製品開発を強化していく考えで、「フェムテック関連の展示会として第1回開催に出展することに意義を見出していきたい」と女性の美と健康をサポートする企業としての認知向上にもつなげる。

　今回の出展は、営業企画や研究開発など各部署の女性社員で構成されたチームでプロデュースした。新たな試みとして、お酒を楽しみながらでも美しさへの気遣いができる美容おつまみ「美・つまみシリーズ」も紹介するという。