サティス製薬、D2Cブランド向けに「ブランドオーナー勉強会」を実施

週刊粧業 2022年10月17日号 16ページ

サティス製薬、D2Cブランド向けに「ブランドオーナー勉強会」を実施
 「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」をビジョンにスキンケア化粧品の開発とOEM製造を行うサティス製薬(山崎智士社長)は、スタートアップのブランドオーナーが抱える通販・D2C事業における各自の悩みに対し、実効的な解決方法が見つかる「ブランドオーナー勉強会」を同社研究所にて、9月9日に実施した。

 同社は、かねてより個人向けOEMに注力しており、2022年1月には、低予算でオリジナルの化粧品ブランドの立ち上げが可能なOEM製造の受付を開始した。

 同取り組みでは、30万円でたるみ改善が実感できるアンチエイジング商品の開発を行うなど、ブランド設計から処方開発・製造・販売支援まで、予算にあわせて対応している。

 今回の勉強会も、そうした事業者を支援したいという思いから生まれた。

 「当社は、『理想の化粧品を作りたい』『ユーザーの肌悩みを解消する商品を届けたい』という方々を、モノづくりによって支援している。中でも、D2Cブランドの立ち上げや事業成長支援を得意とし、トータルサポートを展開してきた。この度、ビジネス初期のブランドオーナーが不安や悩みに対する解決方法を得られるよう、販売戦略や組織運営などの実効的なノウハウを学べる勉強会を開催した」(同社)

 第1部では、メンズスキンケアブランドを運営するバルクオムのCEO野口卓也氏を講師に招き、基調講演を行った。2021年度におけるメンズ化粧水・乳液の2カテゴリで売上シェア1位を記録した(富士経済調べ)同社の、立ち上げ初期から売上伸長の転機に至るまでを講演し、野口氏が1人で起業し、自身も模索しながら見つけた成功要因として、販売手法や広告運用の秘訣を紹介した。

 第2部では、ブランドオーナーの悩みを相談しあうフリータイムを設け、参加者同士で事例などをシェアした。

 また、野口氏とサティス製薬代表取締役社長の山崎智士氏もディスカッションに参加し、OEMとして800を超えるブランドを支援する過程で蓄積した「D2CブランドのKPIデータベース」を踏まえて、各自の課題に対する解決方法を、実例とともに提案した。

 「顧客向けの支援イベントは今後も様々な形で開催を予定しており、ブランドオーナーをあらゆる視点から支援していく」(同社)
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > サティス製薬、D2Cブランド向けに「ブランドオーナー勉強会」を実施

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop