メリードゥビューティプロダクツ、フェムケアシリーズの提案に注力

週刊粧業 2022年10月17日号 16ページ

カンタンに言うと

  • 幅広いラインナップを訴求
メリードゥビューティプロダクツ、フェムケアシリーズの提案に注力
 エコサート認証工場を拠点にオーガニック・ナチュラル化粧品のOEM事業を展開するメリードゥビューティプロダクツ(津野田正弘社長)は、女性の健康上における課題を解決する「フェムケア」商品や、包材も含め環境負荷低減に貢献できる商品の受注が増え、コロナ禍でも堅調に推移している。

 現在、デリケートゾーン向け洗浄剤に代表される「フェムケア」への注目が集まっている。そこで同社でも昨年から、化粧品や医薬部外品の提案を本格化している。

 中でもデリケートゾーンに求められる「安心・安全」へのニーズが、エコサート認証をはじめ強みの「オーガニック」処方とマッチする点などから支持を受け、受注が順調に進んでいる。

 オーガニックアースのフェムケアシリーズでは、フェムケア商品として一般的なデリケートゾーン用の洗浄剤だけでなく、拭き取りローション、保湿クリーム、美容液と幅広い展開を行っている。

 同シリーズはアイテムすべてで、ECOCERTコスモスオーガニック認証を取得しており、森を守る紙を使用し、「環境」と「省資源」への取り組みを支援する印刷ソリューションにより環境負荷低減を考慮したエシカルな商品を展開するなどなど、人だけでなく、環境にも優しい商品を展開している。

 同社は、10月20日~10月22日に東京ビッグサイトにて開催される「第1回 Femtech Tokyo」に出展を予定しているという。

 「デリケートゾーンに使用する商品ということもあり、オーガニックの引き合いは強い。今後もフェムテックに関連した様々な商品を精力的に開発していくことを計画している」(同社代表取締役 津野田正弘氏)

 また同社では、SDGsの17項目のうち「作る責任・使う責任」に主眼を置き、強みのオーガニック・ナチュラル技術に、環境配慮の取り組みを掛け合わせた「EcoProject」を推進している。

 オーガニック処方自体が環境負荷の低減に貢献できるが、包材面でもCO排出量の削減が期待できる「植物由来インキ」や、森林管理の普及を目的とした国際的な団体「FSC」認証紙を採用したパッケージを積極的に提案している。

 このようにSDGsに関連した幅広い提案を揃え、企画立案から製造まで顧客の要望に寄り添った商品開発を進めている。
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