東洋ビューティ、新美肌セオリーに基づいたフェムテック製品を開発

週刊粧業 2022年10月17日号 15ページ

東洋ビューティ、新美肌セオリーに基づいたフェムテック製品を開発
 化粧品ODM/OEMの東洋ビューティは、女性特有の悩みに着目した「フェムテック」研究から独自の美肌セオリー「Wホルモンケア」を確立し、その美肌セオリーに基づいた商品開発を進めている。

 今回、心身の変化が現れやすい更年期世代向けのスキンケアシリーズ「メノポーズケアコスメ」の開発に成功し、10月20~22日に都内で開催される「第1回 フェムテック トーキョー」に出展する。

 同社は80期(2020年5月~21年4月)からの中期(5カ年)経営計画で、モノづくり企業として「美と健康」への貢献をテーマに掲げ、貢献領域の一つとして女性特有の健康課題を解決する「フェムテック」に着目して研究をスタートした。

 営業企画、研究開発など各部署の女性社員を中心とした選抜チームを立ち上げ、フェムテック製品のコンセプトづくりから取り組んできた。

 同社は、更年期世代の女性を対象に60日間、心と体の変化を記録する日誌をつけてもらい、それらの記録を背景に、様々な研究成果や知見を紐解き、更年期世代の肌は女性ホルモンとストレスホルモンの関係性に影響を受けやすくなっていることを突き止め、女性ホルモンとストレスホルモンの2つのホルモンバランスを同時に整える美肌セオリー「Wホルモンケア」を構築した。

 営業本部・営業企画統括部・東京営業企画部の小川千春リーダーは、「更年期についての認知が高まる一方で、更年期世代の肌悩みの根本原因にフォーカスした化粧品がまだ少ないことが気になっていた」と振り返っている。

 「メノポーズケアコスメ」は、冷感のあるパフを形成し、ほてりなどホットフラッシュをケアするスプレーと、血行不良(冷え)の悩みをケアするマッサージオイルの2品。2種のホルモンバランスを整える最適な成分を選抜し、独自のコンプレックス成分として配合している。

 「女性の健康課題は、PMSや生理、妊娠、出産、更年期前後などライフステージごとに変化する。今後も各ステージで女性に寄り添ったスキンケアの開発を進めていきたい」(小川氏)
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