パーミンダイゴウ、SNSと店頭との連動施策が進化

週刊粧業 2023年6月5日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 地元回帰でリアルの顧客づくりに注力
  • コラボ動画で新たな客層を開拓、独自の洗顔ブラシで差別化図る
  • NCCの学びを店頭へと還元、社員が働きやすい職場を目指す
パーミンダイゴウ、SNSと店頭との連動施策が進化
 埼玉県さいたま市浦和区にある化粧品専門店「パーミンダイゴウ」(株式会社ダイゴウ)の昨年度(23年1月期)実績は、コロナ前(19年度)との比較で売上が約130%と好調に推移した。

 その大きな要因となったのが、2020年4月の開設で登録者数が3万人を超えるYouTubeチャンネル(鈴木店長の美容チャンネル)を軸とした「SNSと店頭との連動施策」だ。

 今年度(24年1月期)は、人気YouTuber(ヘアメイク職人・化け子)や三菱重工浦和レッズレディースとのコラボ動画を配信し、SNSと店頭連動のさらなるブラッシュアップを目指す。

 昨年度の振り返りと今年度の取り組みについて、代表取締役を務める大郷徳子氏に話を伺った。



コラボ動画で新たな客層を開拓、
独自の洗顔ブラシで差別化図る

 今や化粧品専門店が手がけるYouTubeチャンネルのトップランナーともいえる存在となった「鈴木店長の美容チャンネル」だが、YouTubeを通じて新たな顧客との接点創出を図ってきた一方で、チャンネル登録者の多くは遠方で毎月足繁くお店に通ってもらうことが難しいという課題があった。

 大郷氏は、コロナ禍が落ち着いて徐々に店頭活動が戻ってくることを見越し、「キレイにして差し上げるリアルでのお客様づくりが今後は重要であり、店舗近隣のお客様を中心としたタッチアップ活動に軸足をシフトしていかなければならない」と考え、「地元回帰」を昨年度の活動テーマに掲げた。

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