化粧品マーケティング情報

多機能コスメの動向とスペシャルスキンケアの今後

化粧品に特化したマーケティング事業を展開する(株)ソフィアリンクス(所在地:東京都港区/代表取締役:三原誠史)は、「多機能コスメの動向とスペシャルスキンケアの今後」についてのレポートをまとめた。

概要

img2520_2.jpg

多機能コスメの代表アイテムであるオールインワン化粧品とスペシャルスキンケアという2つのカテゴリーを以下のように情報の整理・分析を行い、多数の事例を踏まえながら現状と今後の動向を読み解いていきます。

 

 

多機能コスメ(オールインワン化粧品)の動向

オールインワン化粧品の市場規模は飽和状態と言われながら年々拡大している。
数多くのメーカーが市場に参入し、多品種展開が進行していることからオールインワン化粧品には明確な差別化ポイントが求められている。

Ⅰ)オールイワン化粧品の多様化状況
①アイテム集約による多様化
②剤形・容器形状による多様化
③機能性特化による多様化

スペシャルスキンケアの今後

景気の回復傾向と相まって、プレミアム市場が活性化している。化粧品市場においても、スペシャルスキンケアカテゴリーにおいて2つの注目すべき動向が見られる。

Ⅰ)スペシャルスキンケアの「日常化」

Ⅱ)スペシャルスキンケアの「高度化」
さらなるスペシャル・極み・こだわり・高度な技術
①サロン分野
②医療分野

オールインワン化粧品販売実績

img2520_3.jpg

オールインワン化粧品の市場は伸長しているものの、2強と呼ばれてる「ドクターシーラボ」「新日本製薬」の売上は減少している。一方で、その他のメーカーの販売実績が急速に伸びている。中でもティーエージェントは急激に販売実績を伸ばし、3番手に位置づけるなど成長が著しい。

オールインワン化粧品商品プロフィール調査の概要

img2520_4.jpg

前述の通り、2強のシェアが奪われ他メーカーのシェアが拡大し続けているオールインワン市場の現状を踏まえ、その詳細な動向を捉えるためにオールインワン化粧品に関する商品のプロファイル調査を行った。

 

 

■調査日2014年9月11日
■調査対象アイテム39品
【調査対象アイテムのピックアップ基準】
クチコミサイトアットコスメにて「オールインワン化粧品」のうち「購入場所」6区分それぞれの上位10品をピックアップ

購入場所6区分それぞれの上位10アイテム
合計60アイテムをピックアップ

次の条件に合致するものは対象外とした。
・機能数が明確に表記されていない商品5品
・同一メーカー・ブランドの香り違い商品1品
・化粧水+美容液など、2つのアイテム機能しかない商品1品
また、2つ以上の区分で10位以内に重複ランキングされていた商品14品は重複カウントせず、1品としてカウントした

剤形・容器形状による多様化

img2520_5.jpg

オールインワン化粧品の剤形と容器形状についても調査を行ったところ、ジェル(ジェルクリーム)剤形は39品中30品で8割近い。容器形状においてもジャー容器が28品と7割を超える。「オールインワン化粧品=ジェル形状・ジャー容器」という認識が一般的な中、剤形・容器形状による多様化が進行していることが確認できた。

剤形について
•ジェルが30品で8割近い。
•クリーム、美容液がそれぞれ4品で1割。
•化粧水が1品。

容器形状について
•ジャータイプが28品で7割を超える。
•ポンプが5品、チューブ・ボトルがそれぞれ3品で合計3割近くになっている。
•ジェル形状ではあるが、ポンプタイプのものなどもある。

スペシャルスキンケアの動向

img2520_6.jpg

昨今の景気の回復傾向と相まって、プレミアム市場が活性化している。化粧品市場においても、スペシャルスキンケアカテゴリーにおいて以下の2つの注目すべき動向が見られる。

 

 

Ⅰ.「日常化」の流れ
①ロープライス化・大衆化
②エステケアの日常化(美容機器の家電化)

Ⅱ.「高度化」の流れ
①医療・医薬分野の化粧品応用
②IT機器・技術の活用

スペシャルスキンケアの日常化

img2520_7.jpg

シニア世代の美的欲求の高まりにつれてスペシャルケアの日常化ニーズが高まり、それに応える形でメーカー各社が商品を投入している。従来のスペシャルスキンケアの概念が変化し、スペシャルケアの日常化の流れがある。

スペシャルスキンケア市場の拡大傾向は、そのカテゴリーに属するアイテムが市場に多数投入され消費されることだけではなく、大衆化することで裾野を大きく広げ更に非日常的なエステケアをセルフケア化することで、日常化促進に成功したことが市場けん引につながっている。

多機能コスメの動向とスペシャルスキンケアの今後.pdf
サンプルデータはこちら

この記事のお問い合わせはこちら

アクセスランキング

  1. 1位 11月22日 13時00分
    ナリス化粧品、使いたくなる「ふきと...
  2. 2位 11月22日 14時00分
    資生堂、顔・表情研究から生まれた「...
  3. 3位 11月22日 13時00分
    ポーラ、秋田県と包括連携協定を締結
  4. 4位 11月22日 15時00分
    銀座ステファニー化粧品、クッション...
  5. 5位 11月22日 15時00分
    モイスチュアリポソーム、大型新プロ...
  6. 6位 11月21日 15時00分
    化粧品メーカーの商標戦略、世界観や...
  7. 7位 11月22日 14時00分
    フードコスメ、日本限定品でファンの心掴む
  8. 8位 11月22日 15時00分
    トモズ津田沼パルコ店、総武本線沿線...
  9. 9位 11月22日 10時00分
    レイナチュラル、Webスキル活用し...
  10. 10位 11月22日 16時00分
    ヒューマンリンク、ウィッチズポーチ...
  1. 1位 11月17日 16時00分
    2017年 ドラッグストアの化粧品...
  2. 2位 11月17日 14時00分
    マツモトキヨシHD、専売商品と新業...
  3. 3位 11月17日 11時00分
    湘南薬品、大手ドラッグストアに「人...
  4. 4位 11月17日 13時00分
    アインファーマシーズ、コスメオンリ...
  5. 5位 11月17日 15時00分
    コスメシオン ラスカ茅ヶ崎店、館の...
  6. 6位 11月17日 11時00分
    資生堂、「PLAYLIST(プレイ...
  7. 7位 11月17日 12時00分
    トモズ、制度品とメークが売上を牽引
  8. 8位 11月16日 15時30分
    化粧品製造機器、省人化や生産効率向...
  9. 9位 11月16日 15時00分
    フローフシ、キャッチーで本質捉えた...
  10. 10位 11月17日 10時00分
    ハイム化粧品、経営再建へ始動から節...
  1. 1位 4月17日 15時00分
    優良化粧品OEM/ODM企業一覧2...
  2. 2位 10月4日 10時00分
    P&G、2018年5月で「イリュー...
  3. 3位 10月31日 15時00分
    知財高裁、富士フイルムの控訴を棄却
  4. 4位 11月1日 10時00分
    ポーラ文化研究所、化粧品情報収集と...
  5. 5位 9月10日 10時08分
    サイエンスボーテ・大坂社長、異色の...
  6. 6位 10月27日 15時00分
    カネボウ、7都市で女性のライフスタ...
  7. 7位 10月24日 10時00分
    ポーラの次世代エース山田氏、販売現...
  8. 8位 10月31日 10時00分
    カネボウ化粧品、2017年度グッド...
  9. 9位 10月31日 16時00分
    アルビオン、将来の礎づくりに向け「...
  10. 10位 10月26日 14時00分
    資生堂、油分・水分を自在に混ぜる新...

Sub tit market

Sub img market

週刊粧業/C&Tを一部から。今すぐ欲しい!今回だけ欲しい!そんなご要望にお応えし、一部毎にダウンロード販売でご提供致します。

週刊粧業マーケットへ

化粧品業界に従事される皆様のビジネスチャンスをつなぐ製造依頼サイト。優れた化粧品業界のパートナーをすばやく見つけていただくことができます。

くわしくはこちら

マーケティング情報

マーケティング/商品企画/プロモーション担当の企画業務を支援する情報が満載。Power PointのPDF版では記事フローチャートで情報整理しご提供。

お役立ちマーケティング情報ページへ

調査レポート

毎年、週刊粧業が行う調査結果レポート総計をCD-Romにて販売。非常に利用価値が高く、化粧品業界の企業戦略には欠かせない知的コンテンツ。>
有料(1コンテンツ CD-Rom)
50,000円(税込、送料込)~
※Windows版のみ

週刊粧業 消費者調査データの購入はこちら

ネットリサーチ大手、クロス・マーケティングが最新のトレンドをまとめた一般向けには公表していない自主調査レポートを無料でダウンロードできます。

クロス・マーケティング 消費者調査データ(閲覧無料)

カスタマーコミュニケーションズ

全国のドラッグストア、スーパーマーケットの
ID-POSデータから市場トレンドを気軽にチェック。個数ランキング上位10商品の市場シェア(個数)とリピート率をご覧いただけます。

データ

レシートシェアランキングカテゴリ

Sub tit asia

アジア化粧品市場を捉えたアジア進出支援プログラム

アジア化粧品市場を捉えたアジア進出支援プログラムでは、ASEANや北東アジアなどへの進出を考える化粧品メーカーを後押しすべく、様々なコンテンツを用意しています。

Sub tit report

世界の化粧品市場レポート(World Cosmetic Market Report)

世界の化粧品市場レポートコーナーでは、ユーロモニター・インターナショナル社が提供する世界の化粧品市場の市場概況、主要トレンド、競合状況、流通ルートの市場動向、市場の将来展望などをお伝えしていきます。

ページの先頭へ