ポイントピュール、地元・沖縄の天然資源・深層水を化粧品づくりに

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ポイントピュール、地元・沖縄の天然資源・深層水を化粧品づくりに

 沖縄の離島を拠点に化粧品受託製造業(OEM)を展開しているポイントピュール(本社=沖縄県島尻郡)は2013年から、地域の天然資源が持つ成分を化粧品に取り込むモノ作り手法をより先鋭化する構えを見せるなど、既に持つ強みの深堀で顧客企業に貢献したい考えを示している。

 同社は2012年に出品者として大手テレビ通販に露出した経験を通じ、商品が好調に売れたことで「当社は無名でも、沖縄の食材なら(視聴者が特性を)わかるのだと痛感した」(大道敦社長)。これを契機に、大道社長は「地域の資源を活かした化粧品づくりにいっそうまい進する考えを強くした」と語っている。

 そうした狙いにデータ武装をするため、2013年は地元の大学と組み、同社が製品の特徴付けに活かす海洋深層水の論理的な解明を行う。従来は愛用者の実感や声に依存していた効能のアナウンスから発展し、秋を目途に「安心安全に加え、水の力をハッキリとアピールしていく」(同)という。

 また、地域資源の打ち出し強化ではフードコスメの提案に注力する。すでに、県内の3業者との間でアセロラやパッションフルーツを活かした案件が動き始めている。

 さらに、県内でアンテナショップを展開している同社は販売者として商品力を計る機会を有している。メーカーへ提案を行う際、ショップで検証した実地の商品力が説得の後ろ盾となっている。

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