オーガニック関連の化粧品OEM&メーカー、独自路線で差別化進める

週刊粧業 2013年11月11日号 8ページ

カンタンに言うと

オーガニック関連の化粧品OEM&メーカー、独自路線で差別化進める

 自然派・オーガニック化粧品に求める消費者ニーズは近年、安心・安全といった情緒的なものから、「エイジングケア」「美白」といった機能性へとシフトし、最近ではスキンケア以外のカテゴリーでも新たな拡がりをみせている。

 今回取材したメーカーの中でも、ニールズヤードレメディーズが今年3月にブランド初となるメークアップラインを投入したほか、ジャパンオーガニックが展開している「ドゥーオーガニック」では、来年にブランド初のボディケア製品を投入するという。

 一方、OEMメーカー各社の動向をみると、競合他社との優位性を高めるために独自でオーガニック原料の研究・開発に取り組む姿勢が目立った。

 オーガニック原料のINCI名取得に注力している近代化学をはじめ、ケアリングジャパンやマーナーコスメチックスでは、「国産オーガニック」原料の開発を推進している。今特集ではメーカー7社と、OEMメーカー6社の計13社を取材した。

【記事掲載企業】
《化粧品OEMメーカー》
近代化学~「オーガニック」の付加価値を付与したヘアケアOEMに強み
◎ミロット~進捗緩やかも着実に拡大中、三相乳化の合わせ技で飛躍
◎ケアリングジャパン~地元ハーブ園と提携強化し、国産ハーブコスメの開発に注力
◎ランインターナショナル~「顔の見える」原材料を使い、満足度高い製品開発に励む
◎マーナーコスメチックス~JAS認定の独自原料を使い、良感触のオーガニックコスメ追求
◎ア・ベター・コミュニケーション~イスラエルコスメのOEM提案、新たなビジネス機会創出に注力
《化粧品メーカー》
◎ウェリナ~ワイルドクラフト原料へのこだわり、シリーズ化し育成へ
◎ジャパンオーガニック~「ドゥーオーガニック」が20%増、販売員投入の効果大きく
◎えそらフォレスト~対象の絞り込みで成長ジワリ、目指すは無添加市場の奪取へ
◎ビーバイイー~「ママバター」にスキンケアライン、韓国ドラッグストアでの販売も
◎ビューティフロンティア~「ミッシェルビオ」のクリームを改良、発酵エキスが肌の土台づくり強化
◎ニールズヤードレメディーズ~健康と環境に配慮した製品を提案、今年は大型新製品を相次いで投入
◎ファルマボタニカ~「アサイー」の素材活かしたスキンケアシリーズが売れ筋に

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