化粧品に与えられる認証マークは品質保証の証であり、差別化への有力な手段でもある。
商品に記載されるマークの中でとりわけ話題になるのがオーガニック認証である。
ヨーロッパでではオーガニックコスメ認証の統一基準として「コスモス基準」の策定を進めているが、最初に設定した基準が厳しすぎて認証の申し込みがほとんどなかったため改定し、現在は300アイテムが認証を受けた。
2017年以降に発売される新製品は全てコスモス基準で認証を受けることになる。それ以前にエコサートやBDIHなどの認証を受けたブランドは既存のラベルも使える。
日本にはオーガニックコスメに関する認証制度がないが、「国の基準はなくても海外のプライベートな基準はある。偽物の認定マークが出回っているので、それを取り締まる法整備の方が重要であるとみている」(ヴァレリー・ルメアーエコサート・グリーンライフ代表)
日本でも認定ブランドの増加に伴い、認証の認知度は高まっていく。OEM業界も製造の受け皿としてさらなる対応が求められることになる。(記事詳細はこちら)
【掲載認証機関】
◎エコサート・ジャパン~日本の事業者が認定に高い関心、海外進出にはライン展開が賢明
◎日本薬事法務学会~「ネイトゥルー」の会員規約を改定、小売店や原材料メーカーも対象に
◎ティアレ~重要なのはOEMの受け皿強化、企業環境を踏まえた商品開発も
◎BDIH~展示会で日本は重要国と再認識、来年早期、日本語版サイトを開設
◎テクノ経営総合研究所~商機にあふれるイスラム圏に注目、化粧品のハラール認証取得をサポート
この記事は週刊粧業 掲載
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