富士フイルム、肌の保湿成分「ヒト型セラミド」の新機能を発見

週刊粧業 2015年1月19日号 13ページ

カンタンに言うと

富士フイルム、肌の保湿成分「ヒト型セラミド」の新機能を発見
 富士フイルムは、肌の保湿成分「ヒト型セラミド」に、肌のバリア機能を担う角層細胞の外壁(以下、CE)を形成するタンパク質の産生を促進する効果があることを発見した。さらにこの効果は、「ヒト型セラミド」をナノ分散することで2倍に高まることを確認した。また、肌内部でのセラミドの生成において重要な役割を担う、セラミド合成酵素の産生も促進することがわかった。

 これらの結果から、「ヒト型セラミド」は角層細胞間のラメラ構造を補強するだけでなく、ラメラ構造形成の土台となるCEを強化し、さらに肌自身のセラミド産生力も高めることで、肌のバリア機能の改善に寄与することが期待されるという。

 同社は今後、この結果を化粧品開発に応用していく。 

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