ナリス化粧品 デ・アイム プラス、社員と販売員を融合させた新業態を共同で運営

週刊粧業 2016年1月25日号 7ページ

カンタンに言うと

ナリス化粧品 デ・アイム プラス、社員と販売員を融合させた新業態を共同で運営
 訪問販売を主軸に化粧品・健康食品・エステサービスを手がけるナリス化粧品(本社=大阪市)は、2014年12月に新業態「デ・アイム プラス」(神奈川県横浜市)をテストモデル店としてオープンし、初年度が好調に推移したことから、このほど店舗拡大を図る意向を明らかにした。

 「デ・アイム プラス」は、訪販化粧品業界では初となる本社社員と販売員(ナリスビューティアドバイザー)が一緒に協力して店舗を運営するという新しいスタイルを取り入れた。

 初年度の月間新規集客数は、既存のサロン「デ・アイム」店の2倍となる約80名(2015年度9月期)、リピート率は64%、累計顧客数は2100名(15年12月現在)を達成したという。

「カジュアルなエステ」を
コンセプトに新客開拓

 同社は、約23万人の販売員の販売活動やエステ施術などを行える拠点としてサロン「デ・アイム」を2004年より展開し、全国に現在320店舗以上出店している。

 サロン「デ・アイム」は、社員が運営する直営サロン「ナリスビューティ スタジオ デ・アイム」と、販売員が運営するフランチャイズスタイルの「同ステーション デ・アイム」の2種類がある。

 直営サロンでは、販売やエステのほか、そこでの活動で培ったノウハウを全国の販売組織・販売員らにフィードバックしていく機能を持たせており、フランチャイズ店は、直営のノウハウを取り入れながら、販売員らが自身の顧客に対して、セルフエステを軸に、肌のお手入れ法を提案しながら肌に合った化粧品の提案を行っている。

 2種類の「デ・アイム」による相乗効果により顧客開拓を進めているが、同社のビジネスモデルは販売員らのネットワーク(人脈)が軸となる。そのために客層の広がりに課題を残していた。

 そこで2010年、施術を中心とした付加価値の高いサービスを提供する直営サロン(プリダージ)を大阪市内にオープンし、新しい顧客との接点拡大に向けた取り組みを本格的に開始した。

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