オルビス、機能+αの価値訴求し、ライフスタイルブランドに進化へ

訪販ジャーナル 2016年3月28日号 1ページ

カンタンに言うと

オルビス、機能+αの価値訴求し、ライフスタイルブランドに進化へ
 オルビスは3月22日、都内ホテルで記者懇談会を開催し、阿部嘉文社長が今後のブランド戦略について熱弁を振るった。

 特にここ数年は「ブランド再構築」と銘打った施策が奏功するかたちで業績を順調に伸ばしているが、一層の成長に向けて今後は「ライフスタイルブランドへの転換」(阿部社長)に挑む構えだ。

「オルビスユー」美白ライン
年間17億突破に意欲

 会場には、発売を2日後に控えた「オルビスユー」シリーズの美白ライン「同 ホワイト」(全4品、2100~3200円)が並んでいた。

 こうしたスキンケア商材は同社の屋台骨となっており、特にブランド再構築の先陣を切って2014年に送り出した「オルビスユー」がヒットを遂げて以降、翌年にはニキビケアの「クリア」、さらには「オルビスユー」の上位ライン「同 アンコール」を発売。いずれも最新の研究成果や従来とは異なる肌へのアプローチを掲げるなど、商品機能を劇的に高めることで、割引などの「価格」ではなく「価値」訴求で収益性を高めることに力を注いできた。

 「オルビスユー ホワイト」も、独自の研究を活かして「メラニンを過剰に生成しにくい肌へ育てる」などという新しい発想を唱えている。その期待は高く、阿部社長も「売上目標は年間17億円と公表しているが、本音はもっとやりたい」と自信を覗かせた。

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