Dear Laura、リスクを厭わないチャレンジ精神こそが我が社の文化

週刊粧業 2016年7月11日号 54ページ

カンタンに言うと

Dear Laura、リスクを厭わないチャレンジ精神こそが我が社の文化
 Dear Lauraにはいくつもの転機があった。逆境に立ち向かい、時にはリスクを背負いながらも新たな境地を築いてきたパイオニア精神こそが、同社の文化と言える。

 石井康智社長はそのような企業文化が育まれていった背景を、次のように語っている。

 ――社長に就任されてからどのような文化を育んでこられたのですか。

 石井 私が社長に就任した当時はメーク製品全般を取り扱っていたが、メーク市場は多くのブランドが乱立して今以上に競争が激しかった。

 当社は後発組で私自身が異業種出身というハンディがあり、経営状態もよいとはいえなかったので、まさに逆境からのスタートとなった。このように創業当初から厳しい環境下でやってきたことが当社のバックボーンになっている。

 よって当社の文化を表すとしたら「リスクテイキングによる『逆境克服力』だ」としたい。

 ――その文化をどのように浸透させていきましたか。

 石井 幹部や30歳以下の若手など、社員を3つのグループに分けてセミナーを開催している。その内容は様々だが、私が必ず時間を割いて自社の文化を啓蒙する。

 同時に、業界内外から取材を受けた時も社員を意識したメッセージを発信する。紙面を通じて私の考えを知ることは、直接話を聞くのと違った効果がある。

 創業当時を知らない社員に20年近い歴史と逆境の時代をどのように生き抜いてきたのか、伝える必要がある。

 私の考え方は会社の歴史や文化でもあり、それを伝えることが重要だ。他社とは違う戦略・戦術を打ち出さないと激しい競争で生き残れないことを感じ取ってほしい。

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