ダリヤ、新市場・鬼ヶ島に挑む

週刊粧業 2018年1月1日号 44ページ

ダリヤ、新市場・鬼ヶ島に挑む
 2018年、変化を予測し、変化に向かっていく「発展前夜の年」が明けました。干支で前々年は申(サル)昨年は酉(トリ)そして本年は戌(イヌ)になり、桃太郎のお供が3年かけて揃いました。

 過ぎし2年は準備と計画の年と考えると、いよいよ本年は新しい経験と新しい決意への挑戦に立ち向かう、新市場という名の「鬼ヶ島」に乗り込む艱難辛苦(かんなんしんく)の年になると思います。

 翌年に控える新しい元号が私たちに緊張と希望をもたらせ、気分を改める「新しい考え方」「新しい挑戦のプログラム」「新しいチームワーク」を強く求めてくると思います。

 責任感や使命感、働く姿勢の刷新が問われる年になり、これを「難しい」と考えるのではなく「おもしろい」と考えることが大切だと思います。

 「鬼ヶ島」の攻略にはさまざまな工夫や戦略が不可欠で、人口を中心とした市場風景の様変わり、人々の暮らしぶりや価値基準の変化に鈍感であってはならず、創造性豊かな新発想や新技術の商品をタイミングよくスピーディに開発・提供していくことも、ますます大事なことになっていくと思います。

 世代交代もゆっくり確実に進みます。経営の基本は「人のちから」と考えると、新しい考えや実践力のある次の世代への上手なバトンタッチが、それぞれの社の命運にかかってくると思います。勉強する若者、きちんとした自分の考えをもった次世代人、自信をもって手を挙げ一歩前へ出る勇気のある人の出番が一層増えてくると思います。

 すべての基本になるのは「健全な心」と「健康な体」です。よい流れとよいリズムを作っていく経営の手腕がこれからの企業力に欠かせないと思います。

 どうぞ本年もよろしくお力添えとお導きをお願い申し上げます。
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