花王、ファンデーション前の新習慣を提案

粧業日報 2022年7月8日号 4ページ

花王、ファンデーション前の新習慣を提案
 花王は9月10日、カネボウ化粧品のカウンセリングブランド「TWANY(トワニー)」から、塗膜収縮によって肌を引っ張り、ほうれい線を目立ちにくくする化粧下地「ドラマティックメモリー」(5.5mL・8800円)を発売する。

 花王の調査によると、ほうれい線が目立つことは多くの人が抱える肌悩みの1つで、特に40~60代では8割以上の人が悩みに感じている。また、現在のほうれい線対策については約6割が満足していないと回答した。

 そこで今回、既存のほうれい線ケアに対して花王の最先端技術により、一時的にほうれい線を目立たなくする価値提案を通して、新たな市場の創出を目指した。

 ドラマティックメモリーは、特殊なポリマーと油剤を組み合わせた世界初の成分アプローチを採用。塗膜が収縮することで肌を引っ張り、ほうれい線を目立ちにくくする。店頭では、使用方法・使用上の留意点の説明を行うなど、きめ細かなカウンセリングを実施し、ファンデーション前の新習慣を提案する。

 7月には、ほうれい線の見え方のタイプに合わせて、ドラマティックメモリーをはじめとするメーク方法を紹介する「ほうれい線 AI FINDER」をブランドサイト内に導入し、来店前や来店時に自分自身のほうれい線の見え方のタイプを確認してもらうことで、店頭でのスムーズな商品紹介につなげていく。

 「トワニーは現在、全国の化粧品専門店とGMSの約2400店で展開しており、21年度は前年比で112%と伸長し、20年春のブランドリステージ以降、順調に推移している。今後はドラマティックメモリーを成長ドライバーに、既存店1店あたりの売上を高めていく戦略方針のもと、2025年には21年比で1.3倍の売上伸長を目指す」(佐々木純一トワニーブランドマネジャー)
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