10年後のスキンケア、高機能化とインバウンドで堅調に推移

週刊粧業 2023年10月16日号 75ページ

カンタンに言うと

  • 10年で美容液が市場を牽引、インバウンド頼みは変わらず
  • 薬用スキンケア市場が活性化、OEM/ODMの存在感高まる
10年後のスキンケア、高機能化とインバウンドで堅調に推移
 経済産業省が発表した2022年の化粧品出荷統計で、スキンケア(皮膚用化粧品)の出荷額は7198億7200万円(前年比4.4%増)で、カテゴリー別構成比は52.5%となった。

 10年前の2012年スキンケア出荷額(6375億9000万円、構成比45.4%)と比べて、金額は823億円増、構成比は7.1Pアップした。

 国内化粧品市場は、少子高齢化による人口減少で市場縮小が懸念されているが、この10年間で美容液を中心に高付加価値化が進み、市場は減少することなく、12年比12.9%増で伸長した。

 大手メーカーは、グローバル戦略でブランドを絞り込みながら、プレステージブランドを強化する方針を打ち出しており、それに追随する形で、中堅メーカーや研究開発基盤を持つ化粧品OEM/ODM会社は高付加価値化を推進すると思われる。

あと83%

週刊粧業の有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 10年後のスキンケア、高機能化とインバウンドで堅調に推移

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop