花王、主力ヘアケアブランド「Essential」をリブランディング

　花王は、主力ヘアケアブランド「Essential（エッセンシャル）」にて、新たに「Brighten me up！（ときめきが世界を変える）」をブランドコンセプトに、リブランディングを開始する。その第1弾として4月13日、「Essential Premium（エッセンシャル プレミアム）」シリーズを発売する。

　同シリーズは、「Essential THE BEAUTY（エッセンシャル ザビューティ）」バリアシリーズのリニューアルとなる。今後、「Essential」は、洗った瞬間、髪に触れた瞬間、心ときめく感動的なうるサラ髪体験を通じて、なりたい自分になれる、ワクワク感を提供するブランドとして育成していく。

　同社は、「髪の生きる力を、人の生きる力へ」の事業ビジョンのもと、ヘアケアブランドのフォーメーションを人間の本質的な感情ニーズに基づき再編。新ブランドの立ち上げと既存ブランド強化を両輪で行い、事業変革を進めている。

　「Essential Premium」シリーズの発売を通じて、プレミアムマス市場における花王ヘアケアの存在感を高めていく。「Essential」の主な顧客像は、「自由、開放的で陽気で楽しく過ごしたい」というニーズをもつ若年層で、多くの人がヘアケアを通じてポジティブでワクワクする感情を求めている。しかしながら、繰り返すヘアカラーやヘアアイロンの熱による髪のダメージに悩み、思うように髪のおしゃれを楽しめないというジレンマを抱えているのが実情だ。

　そこで今回、「Essential」において、「Brighten me up！」を新たなブランドコンセプトに据え、リブランディングを開始した。ダメージ髪を補修し、うるサラ髪に仕上げるアイテムを通じて、髪のおしゃれを積極的に楽しめる喜びを提案していく。「心ときめくヘアケア体験」を通じて、なりたい自分になれる瞬間の楽しさを発信すべく、TV・Web広告にとどまらず、若年層が集まるスポットでの体験イベントを通して新しい世界観を伝えていく。

　「うるおいバリアシャンプー」（本体450mL・1320円、つめかえ340mL・880円）は、アミノ酸系洗浄成分を配合し、洗浄力を保ちながらも、とろふわスフレ泡で、洗髪時の摩擦から髪を守ってやさしく洗いあげる。「うるおいバリアコンディショナー」（本体450mL・1320円、つめかえ340mL・880円）、「うるおいバリアトリートメント」（200g 1320円）は、傷んだ髪を独自のバリア膜でコートし、髪内部まで集中補修することで、翌朝も、トゥルンとまとまる髪に仕上げる。

　「うるおいバリアシャンプー」「うるおいバリアコンディショナー」については、パサつく髪をさらっとツヤ髪に導く「シルキー&スムース」と、うねり・広がる髪をうるっとまとまる髪に導く「グロウ&モイスト」の２タイプをラインナップした。幅広い髪質・仕上がりニーズに対応し、髪のおしゃれ満足度を高める。

　なお「Essential Premium」シリーズは、新商品に加え、既存の「ウォータートリートメント　EXスムース」「ウォータートリートメント　ナチュラルモイスト」「うるツヤチャージヘアパック」のスペシャルケアアイテムもパッケージを変更し、シリーズトータルで育成していく。