第3回 終礼の重要性

 前々号で「朝礼」について書きましたが、今号では「終礼」について書いてみようと思います。朝礼や終礼は一日の中での節目にあたるわけですが、やはり節目が締まっているサロンほど、業績も順調に推移しています。

 私も今まで、数百のサロンを見てきましたが、終礼さえやっていないサロンが半分。終礼をやってはいますが、やっている意味のないサロンがその3分の2、その残りがしっかりとできているサロンだと思います。

 1番の違いは、オーナー、または店長というサロンのトップがいかに終礼を重要視し、「何のために終礼をやっているか」ということを高い頻度でしっかりとスタッフに伝え続けているということです。

 終礼の内容としましては、大半は今日の売上を発表し、スタッフ1人1人から今日の反省を発表してもらって終わりという終礼が多いようです。これでは全くの無意味とまでは言いませんが、雰囲気も暗くなりがちで、「明日も頑張ります」というスタッフのあまり考えていない一言で終始し、終礼をやる時間がもったいないと思ってしまいます。

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榎戸淳一

株式会社ES-ROOTS代表取締役社長、一般社団法人エステティックグランプリ元理事長

新卒で船井総合研究所に入社し、様々な経験を積んだ後に「エステティック業界の健全化、イメージ回復」に使命感を感じ、船井総研内で自らエステティック業界のコンサルティングを立ち上げ、業界内で多大な実績を残す。現在では、株式会社ES-ROOTSを設立し、東京都目黒区に「fruitsroots(フルーツルーツ)」というオーガニックコスメ&エステティックサロンを経営している。www.es-roots.co.jp また、業界誌「週刊粧業」「セラピストBEAUTY」「ヌーヴェルエステティック」の連載、業界イベント「ビューティーワールド」「ダイエット&ビューティー」での講演など、活動範囲は幅広い。

http://www.fruitsroots.com/

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