【週刊粧業2018年9月24日号4面にて掲載】 私が経営する「フルーツルーツ」は、第2回エステティックグランプリで「モデルサロン部門」「フェイシャル技術部門」ともに全国1位を受賞した経験があります。 もちろん受賞した後の反響も大きかったのですが、やはりエステティックグランプリの予選にあたる覆面モニター調査がサロンの成長、スタッフたちの成長に大きく貢献してくれたと思っています。 エステティック...
【週刊粧業2018年7月23日号4面にて掲載】 ここ数年、集客媒体に依存し過ぎない新規集客手法や物販強化がエステティックサロン経営の大きな課題となっていますが、私のサロンであるフルーツルーツでは「学びの教室」の開催が一つの解決手段になっています。 カルチャースクールや習い事が女性に根強い人気となっていますが、それは何かを学んで一つ上の自分になりたいという欲求がとても強いからです。また、生活の...
【週刊粧業2018年5月28日号4面にて掲載】 私は、今までたくさんのエステティシャンと接してきましたが、エステティシャンという仕事をしていながら、他のサロンにはほとんど行かないというエステティシャンが大半という事実に驚かされます。 最近10年間を振り返ると、週に2回は様々なエステティックサロンにお客様として行っていますが、1カ月に1回でも勉強のために他のサロンに体験に行っているエステティシ...
【週刊粧業2018年4月30日号4面にて掲載】 エステティックサロンは、ここ数年でネット予約が主流になりつつありますが、まだまだ電話でのご予約、お問い合わせも少なくありません。 電話対応が新規のお客様との最初の接点になることも多く、サロンの第一印象が決まる部分でもあります。そして、ネット予約に移行すればするほど、電話対応の重要性がさらに増していっているとも感じます。 しかし、そのような大事な...
【週刊粧業2018年3月19日号6面にて掲載】 最近、エステティックサロンにおける本当の顧客満足についてよく考えます。以前に、カシータ、リッツカールトン、アマンなどがフォーカスされ、顧客満足、顧客感動がもてはやされた時期もありました。「こんなことまでしてくれる」「サプライズがあった」「こんなわがままも聞いてくれた」。このようなことが経営の流行だったような気がします。 もちろんお客様に喜んでい...
【週刊粧業2018年2月19日号11面にて掲載】 2018年に入り、エステティックを取り巻く環境も大きく変わってきています。様々なエステティックの市場データを見ても、横ばい、微増、微減など各社様々ですが、私の肌感覚では、従来のエステティック専門サロンが苦戦を強いられている感は否めません。 決してエステティック人口やエステティックに対するニーズが下がっているとは感じませんが、美容クリニック、ヘ...
【週刊粧業2018年1月29日号11面にて掲載】 私が経営する「フルーツルーツ」は、第二回エステティックグランプリで「モデルサロン部門」「フェイシャル技術部門」ともに全国一位を受賞した経験があります。もちろん受賞した後の反響も大きかったのですが、やはりエステティックグランプリの予選にあたる3カ月にわたる覆面モニター調査がサロンの成長、スタッフたちの成長に大きく貢献してくれたと思っています。 ...
【週刊粧業2017年11月20日号4面にて掲載】 多くのサロンが新規集客に苦戦している中で、今まで以上に「リピート率をどう高めるか」ということと、「物販比率をどう高めるか」ということが重要になってきます。 そこで、昔から成果が上がりやすい一つの方法として、「サロンイベントの活用」が挙げられます。サロンイベントとは、普段エステティックを提供しているお客様に対して、簡単なイベントを開催して、楽し...
【週刊粧業2017年10月16日号4面にて掲載】 私は、船井総研時代、たくさんのエステサロンのミーティングに参加してきました。業績が良くないサロンのミーティングの典型は次の通りです。 ①オーナーまたは店長が一方的に話している、②スタッフからの発言はほとんどない、③全体的に雰囲気が暗い、④他のスタッフの発言は「自分には関係ない」という態度でほとんど聞いていない。 見学した後に、ミーティングにつ...
【週刊粧業2017年9月25日号5面にて掲載】 前職(船井総研)でコンサルタントとして多くのサロンを周っていたときに感じていましたが、現在サロンを実際に経営してみて、さらに強く感じていることは、基本的なことを徹底しているサロン、エステティシャンが結局は中長期的に見たときに安定的に勝っていくということです。 サロンでいえば、店外のフライヤーが常に置かれているか、待ち合いスペース、トイレ、トリー...
【週刊粧業2017年8月21日号4面にて掲載】 私は、前職の船井総合研究所で、「組織はトップで99%決まる」と教わりました。会社は社長で99%決まり、店舗は店長で99%決まると言い換えられます。 私は、前職のときからたくさんのエステティックサロンを見てきましたが、店長の影響力は圧倒的です。それは「決定する」「判断する」のが店長になるからです。言い換えると、店長の基準が店舗の基準になるというこ...
【週刊粧業2017年7月24日号12面にて掲載】 私が経営する「フルーツルーツ」では、エステティシャンの評価軸を「個人売上」「顧客満足度」「行動評価」の3つの軸で設定しています。今回はその3つの軸の中の「行動評価」について書いてみようと思います。 「行動評価」とは、私自身がフルーツルーツのスタッフに対して、役割に応じて求める行動を言語化したものです。したがって、店長用、チーフ用、一般スタッフ...
【週刊粧業2017年6月19日号5面にて掲載】 私はスタッフ教育で最も大事だと思っているのは、「自主性」です。やらされ感でやっている仕事と、自主的にやっている仕事では、スピードも質も大きな差が表れます。また、人は簡単に変えられるものではありません。つまり「人は育てられる」のではなく、「人は育つ」のだと思います。 したがって、経営者は「人が育つ環境」つまり、「人が自主的に仕事をする環境」を整え...
【週刊粧業2017年3月20日号4面にて掲載】 多くのエステティックサロンでは、チケット残がありながら、予約が入っていない休眠客を多く抱えています。会計処理の話は別として、新規のお客様がたくさん来ていた時代はそれで経営は成り立っていたのかもしれませんが、今の時代はそうではありません。 いかに一人一人のお客様に長く通っていただけるか。つまり、チケットを全て消化し終わっても、再度チケットを購入し...
【週刊粧業2017年2月20日号5面にて掲載】 私は、「人に喜ばれること、必要とされること、認められること、褒められること」など、自分の存在価値を感じることが人間にとっての最高の幸せだと考えています。したがって、スタッフのマネジメントにも、どれだけこの要素を組み込めるかを考えて経営しています。 エステティック業界は、スタッフの入れ替わりが激しい業界です。特に新人スタッフの定着率の低さに頭を悩...
【週刊粧業2017年1月30日号12面にて掲載】 私が経営する「フルーツルーツ」では、スタッフの等級は1~9の9段階設定しています。それぞれに数字で昇給基準を設定しています。大きく3つで、個人売上、行動評価、そして顧客満足度です。個人売上、行動評価は導入しているサロンは多いようですが、この顧客満足度を評価制度に導入しているサロンは少ないかもしれません。 なぜフルーツルーツが顧客満足度を評価制...
【週刊粧業2016年11月21日号4面にて掲載】 以前に比べ、現在エステティック業界では、広告を打てばたくさんの新規客から予約が入り、契約につながる時代ではなくなりました。予約数自体が減っているサロンもありますし、予約数はそこまで変わらないけど、契約率が落ちているサロンもあります。 時代背景として、これだけブログやフェイスブックが台頭し、サロン側からの一方的な情報よりも、一般消費者の口コミ等...
【週刊粧業2016年10月17日号4面にて掲載】 エステティックサロンに多い悩みの一つに、お客様がご希望される予約時間が集中するということがあります。オフィス街以外では、土日はとても人気があり、平日の夕方は仕事帰りのOLさんなどで埋まり、午前中からお昼にかけては、主婦の方などに人気です。 しかし、だいたいどのサロンでも2時~5時という時間帯が不人気で予約が空いてしまっていることが多く見られま...
【週刊粧業2016年8月29日号4面にて掲載】 ここ数年、集客媒体に依存し過ぎない新規集客手法や物販強化がエステティックサロン経営の大きな課題となっていますが、私のサロンであるフルーツルーツでは「学びの教室」の開催が一つの解決手段になっています。 カルチャースクールや習い事が女性に根強い人気となっていますが、それは何かを学んで一つ上の自分になりたいという欲求が強いからだと思います。 また、生...
【週刊粧業2016年7月25日号4面にて掲載】 最近、エステティックサロンにおける本当の顧客満足についてよく考えます。以前に、カシータ、リッツカールトン、アマンなどがフォーカスされ、顧客満足、顧客感動がもてはやされた時期もありました。「こんなことまでしてくれる」「サプライズがあった」「こんなわがままも聞いてくれた」。このようなことが経営の流行だったような気がします。 もちろんお客様に喜んでい...
【週刊粧業2016年6月20日号4面にて掲載】 ここ数年で、エステティックの集客方法も多様化しました。一昔前は、紙媒体がほぼ全てでしたが、ホームページからの集客、ウェブ広告、ブログやフェイスブックといったSNSも当たり前の時代になりました。とはいえ、お客様からの紹介は変わらず、サロンにとってはとてもありがたい集客手法です。 私のサロンであるフルーツルーツでは「学びの教室」を不定期で開催してお...
【週刊粧業2016年5月23日号4面にて掲載】 どのようなサロンでも、初めて入るサロンというのは、お客様は多少なりとも緊張するものです。特にエステティックサロンは、まだまだ多く良くないイメージを持っているお客様もいらっしゃるため、特に緊張する方が多いと思います。 そこでお客様の緊張感を緩和し、お客様との距離を縮めることがとても大事な要素になってきます。 もちろん最も効果的なのは、スタッフの笑...
【週刊粧業2016年4月25日号4面にて掲載】 私のサロンでは、一度でもご来店したお客様とのつながりを保つことを徹底しています。 エステティックでいえば体験したお客様、物販でいえば、来店したお客様から確実にメールアドレス、住所、誕生日などを記入していただき、定期的にアプローチをかけています。物販では、購入につながらなかったお客様からもこれらの情報はできる限りいただくようにしています。 これら...
【週刊粧業2016年3月28日号4面にて掲載】 2016年に入り、エステティックを取り巻く環境も大きく変わってきています。様々なエステティックの市場データを見ても、横ばい、微増、微減など各社様々ですが、私の肌感覚では、従来のエステティック専門サロンが苦戦を強いられている感は否めません。 決してエステティック人口やエステティックに対するニーズが下がっているとは感じませんが、周辺業種のエステティ...
【週刊粧業2016年2月15日号5面にて掲載】 現在、ブログやライン、フェイスブック、ツイッターに、インスタグラムなど、様々なSNSが流行っていますが、地域密着のサロン経営という面においては、まだまだブログが最も効果の高いツールだと思っています。 新規集客においても、既存客の来店促進においても、スタッフの求人応募においても、その他も含め、非常に有効な手段だと思います。 新規集客においてアメー...
【週刊粧業2016年1月25日号4面にて掲載】 当たり前のことかもしれませんが、目標達成率が高いサロンほど、スタッフが数値意識を高く持っています。目標達成率の低いサロンのスタッフほど、自分の個人数値はおろか、朝礼や終礼でも共有していないため、現状のサロン全体数値も把握していないことが多いように思います。 したがって、全く危機感もなく、自らアクションをおこそうとせず、待ちの姿勢で現状維持を続け...
【週刊粧業2015年11月23日号10面にて掲載】 私は、今までたくさんのエステティシャンと接してきましたが、エステティシャンという仕事をしていながら、他のサロンにはほとんど行かないというエステティシャンが大半という事実に驚かされます。私は最近10年間は週に2回は様々なエステティックサロンにお客様として行っていますが、1カ月に1回でも勉強のために他のサロンに体験に行っているエステティシャンは...
【週刊粧業2015年9月21日号2面にて掲載】 エステティックサロンは、大半の場合、予約制で運営しているため、電話応対から接客が始まっています。言い換えると、電話応対が新規のお客様との最初の接点であり、サロンの第一印象が決まる部分でもあります。 しかし、そのような大事な要素であるにもかかわらず、決して良いとは言えない電話応対をしているサロンが多いように思います。お客様アンケートやグループイン...
【週刊粧業2015年8月31日号5面にて掲載】 私が経営する「フルーツルーツ」は、第二回エステティックグランプリで「モデルサロン部門」「フェイシャル技術部門」ともに全国一位を受賞した経験があります。もちろん受賞した後の反響も大きかったのですが、やはりエステティックグランプリの予選において3カ月にわたって行われた覆面モニター調査がサロンの成長、スタッフたちの成長に大きく貢献してくれたと思ってい...
【週刊粧業2015年7月27日号4面にて掲載】 多くのサロンが新規集客に苦戦している中で、今まで以上に「リピート率をどう高めるか」ということと、「物販比率をどう高めるか」ということが重要になってきます。 そこで、昔から成果が上がりやすい一つの方法として、「サロン内イベントの開催」が挙げられています。サロン内イベントとは、普段エステティックを提供しているお客様に対して、簡単なイベントを開催して...
榎戸淳一
株式会社ES-ROOTS代表取締役社長、一般社団法人エステティックグランプリ元理事長
新卒で船井総合研究所に入社し、様々な経験を積んだ後に「エステティック業界の健全化、イメージ回復」に使命感を感じ、船井総研内で自らエステティック業界のコンサルティングを立ち上げ、業界内で多大な実績を残す。現在では、株式会社ES-ROOTSを設立し、東京都目黒区に「fruitsroots(フルーツルーツ)」というオーガニックコスメ&エステティックサロンを経営している。www.es-roots.co.jp また、業界誌「週刊粧業」「セラピストBEAUTY」「ヌーヴェルエステティック」の連載、業界イベント「ビューティーワールド」「ダイエット&ビューティー」での講演など、活動範囲は幅広い。
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