第65回 ブランディングで大切なこと

【週刊粧業2019年9月16日号6面にて掲載】

 デジタル広告やSNSマーケティングのパワーの加速によって、企業の規模に関わらずどんな会社でもヒット商品をつくれる可能性が高まってきました。

 とはいえ、デジタルマーケティングのチカラをみんなが使えるようになった今、メーカーの担当者が求めるのは、広告をしている時だけの一過性のヒットではなく、継続的に売れるモノをつくりたいということです。

 確かに「広告をしなくても売れるようになること」はマーケティング活動の最大の目標です。そのために大切なのはブランド力ですが、「新製品を作ってプロモーションをする→売れた商品をつくった担当者が評価される」という短期的な数字を評価する仕組みだとブランディングが軽視される傾向があります。このジレンマを抱える企業が多いというのを最近のコンサルティングの仕事で実感しています。

 ブランディングというと「世界観」「デザイン」から考えるという企業は多いと思いますが、コスメブランドは「ストーリー」が重要になります。 

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廣瀬知砂子

女性潮流研究所 所長 / 商品企画コンサルタント

実践をモットーとする化粧品コンサルタント 現場発想で生み出した独自の商品企画法やトレンド分析法で、大企業から中小企業まで多くのヒット商品を手がけている。

http://www.beautybrain.co.jp/

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