シワ改善化粧品市場はコロナ禍でも伸長を続け、マスク着用が自由化された後も、マスクで隠れていたシワやほうれい線ケアのニーズを取り込み、市場は拡大傾向にある。今後は、価格帯や剤型の広がりが進展することが見込まれ、若年層のエントリーがさらに進むことが予想される。
シワ改善化粧品市場はコロナ禍でも伸長を続け、2022年1~9月の市場伸長率も前年同期比約118%(ポーラ調べ)となった。10~12月のデータは現時点では不明だが、秋冬の需要期に向けて有力メーカー各社が商品投入を加速したことから、通年でも118%かそれ以上の伸長が予想される。今後は、価格帯や剤型の広がりが進展することが見込まれ、若年層のエントリーがさらに進むことが予想される。
コロナ禍の影響が長引く業界において、シワ改善化粧品市場はそのトレンドと一線を画すように急成長を続けている。2021年のシワ改善化粧品市場は、前年比約145%(ポーラ調べ)と、市場が17年に形成されてから最も高い伸長率を記録したという。商品の価格帯やチャネル、剤型の広がりからトライアルの取り込みも進む今後、差別化を図ろうとする各社の提案もますます過熱し、さらなる市場拡大が期待される。
2020年のシワ改善市場は、コロナ禍で業界全体が大幅にシュリンクする中、前年比99.8%(週刊粧業調べ)と堅調に推移した。17年にポーラや資生堂が新たに市場を形成して以降、年々成長を続けており、価格帯やチャネル、剤型の広がりからトライアルユーザーの取り込みも進む。若年層への広がりも見込まれる中、商品投入や販促がより一層活発化することが予想され、さらなる市場拡大が期待される。
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