資生堂、中国で「夢をかなえる人材育成プロジェクト」を開始

カンタンに言うと

資生堂、中国で「夢をかなえる人材育成プロジェクト」を開始

 資生堂は、中国で事業を開始して30年を迎える2011年、中国において「夢をかなえる人材育成プロジェクト」を5月18日より展開する。

 「すべての女性は美しい」というコンセプトのもと、女性の美しさを表現するモデル、ヘアメークアップアーティストを目指す人材を募集、専用サイトを立ち上げ、9月14日の最終選考発表会までの過程を同サイトで発信していく。

 中国の次世代を担う人たちの夢を応援するプロジェクトを通じて、中国におけるプレゼンスをさらに向上させ、今後も中国女性一人ひとりの美しさに貢献することを目指す。

 「夢をかなえる人材育成プロジェクト」は、女性の美しさを最先端で表現する人材を応援する。具体的にはモデルを目指す「モデル部門」、ヘアメークアップアーティストを目指す「アーティスト部門」でそれぞれ応募を募り、オーディション形式で進行。9月14日に上海で最終選考を開催しモデル部門では最優秀賞1名、優秀賞2名を、アーティスト部門では最優秀賞、優秀賞等6名を選出する。

 モデル部門では同社が制作する中国での広告へのモデル起用や、アーティスト部門では日本のSABFA(サブファ)で研修し、さらに高い技術と感性を磨いてもらう機会を提供。30周年を記念したこのプロジェクトは、それぞれ未来のトップモデル・トップヘアメークアップアーティストを目指す夢を応援する。

 1981年に国営デパートなどでの輸入品販売からスタートした同社の中国事業は現在、連結売上げの10%強を占め、世界共通展開のグローバルブランド「SHISEIDO」(カウンター数約190)、デパート専用ブランド「オプレ」(同920)、「ウララ」や「ピュアマイルド」等を扱う化粧品専門店は5000店を超えるまでに成長(11年3月末現在)。こうしたチャネルとブランドを組み合わせたきめ細かいマーケティングを展開し、2010年も前年比10%台半ばの伸長を果たした。

 このほか、2工場(北京、上海)による現地生産、北京に研究所「資生堂(中国)研究開発中心有限公司」を設立し、現地ニーズを生かした商品づくりなど中国に根付いた事業展開を行ってきたことが、今日の成長を支えている。

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