ホワイトニングおよびブライトニング化粧品抜きでスキンケア市場は語れない。それほど大きな存在であり、日本はその市場をリードしてきた。昨年はロドデノール問題で市場動向が注目されたが、ユーザー減少の動きはなく、市場全体は安定して推移している。今春も各社が新製品を導入して、市場を活性化していくことになりそうだ。(記事全文はこちら)
※写真は、サンスター「エクイタンス ホワイトロジー」シリーズ。
多様化・二極化しつつ市場は健在
通年ユーザーの育成が成長のカギ
2000年代初頭、ホワイトニングおよびブライトニイング化粧品(以下、美白化粧品)はスキンケア市場のおよそ3割を占めると言われていた。その後ユーザーの高齢化とエイジングケア意識の高まり、複数の機能を持ったオールマイティ的アイテムの増加から売上シェアが2割弱にとどまっているメーカーも出ている。
decenciaの小林琢磨社長は美白化粧品を「推定市場規模は出荷ベースで2100億円で、ほぼ横ばいで推移している」と捉えている。
「美白化粧品に限らず、高価格と低価格の二極化が進んでおり、中価格帯が苦戦している。個人的には、消費者がわかりやすく理解するにはレベルが進みすぎ、選ぶ基準が難しくなっているイメージがある」(小林氏)
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この記事は週刊粧業 掲載
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