資生堂とセブン&アイ、男性用デオドラントを共同開発

粧業日報 2015年10月7日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂とセブン&アイ、男性用デオドラントを共同開発
 「エージープラス」初のインバス品を
セブン&アイグループで限定発売

 資生堂とセブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)は、メンズオフィスデオシリーズ「セブンプレミアム×エージープラス」(ボディソープ、シャンプー、コンディショナー各2種、ノープリントプライス)を共同開発した。

 新製品は、10月14日より全国のセブン&アイグループ(セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、セブン美のガーデン)約1万8500店舗で限定発売する。資生堂の「美容研究に基づく知見」とセブン&アイが持つ「消費者の知識や見解」を融合させ、加齢臭などの不快な匂いを取り込み心地よい香りにするメンズエイジデオ香料を配合している。

 9月24日には、都内で商品発表会が開催され、セブン-イレブン・ジャパンで商品本部長を務める鎌田靖取締役常務執行役員がPBブランド「セブンプレミアム」の近況報告と共同開発の経緯について、資生堂の杉山繁和執行役員コスメティクスブランド事業本部長が新製品のコンセプトについてそれぞれ説明した。

 冒頭で挨拶に立った鎌田氏は、「前期売上高が8150億円のセブンプレミアムでは今期、1兆円の突破を売上目標に掲げている。その目標に対して、上期は大手メーカー各社と共同開発したアイテムが好調だったことから4940億円とほぼ計画通りに推移している」と近況を報告した。

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