アルビオン、マダガスカルの小学校と中学校に校舎を寄贈

粧業日報 2016年5月23日号 6ページ

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アルビオン、マダガスカルの小学校と中学校に校舎を寄贈
 アルビオンは、社会貢献活動および創立60周年記念事業の一環として、新たに配合する化粧品原料となる植物の生産地、マダガスカルの小学校と中学校に校舎を寄贈した。

 4月7日に現地で開催された記念セレモニーには、マダガスカルの教育大臣や地区の関係者、学校の児童・先生をはじめ、同社からは小林章一社長らが出席した。

 記念セレモニーで小林社長は「マダガスカルの未来を作る子供たちが、一人でも多く学校に通える環境をつくることで、近い将来、植物学者や自然保護活動家など、マダガスカルの植物や自然の未来を守ってくれる人たちがこの学校からたくさん生まれてくることを願っている」と挨拶し、先生や児童たちからダンスを披露されるなど歓迎を受けた。

 マダガスカルは学校も少なく、子供たちの約半分が学校に行けないことから教育レベルの低さも大きな課題となっている。

 こうした中、マダガスカルの未来を担う子供たちが自分達の国の貴重な自然の価値を理解し、自分達で守っていけるようになることを願ってスタートしたのが、今回の学校支援プロジェクトだという。

 2年前の取材時に小林社長が語っていた「日本の化粧品メーカーとして、ただ原料を購入するだけではなく、その国に多少なりとも貢献できるような付き合いをしたい。将来的には学校の建設なども視野に入れている」という将来構想が早くも実現した形だ。
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