イサミヤ ペリエ千葉店、路面店時代から「すべての女性を美しく」を貫徹

週刊粧業 2016年10月24日号 9ページ

カンタンに言うと

イサミヤ ペリエ千葉店、路面店時代から「すべての女性を美しく」を貫徹
 JR千葉駅直結の駅ビル・ペリエ1階の好立地に店を構える「イサミヤ」は、創業から50年以上が経つ、国内の有力店である。

 路面店からスタートし、千葉駅に移転をしたのは昭和38年のこと。その後駅ビルのペリエ内で展開を始め、2009年、同館のリニューアルに伴い、坪数を62坪まで拡大して、ドラッグストアにはないブランド展開を売りに、地元の人から愛され続けている。

 広々とした店内に並べられた化粧品はまるで宝石箱のジュエリーのように煌びやかに輝き、通行人を圧倒する。新ブランドの導入など、新たな取り組みに注目が集まる同店の活動について、三藤まちこ統括店長に話を伺った。

駅ビル入店後もレッスンを実施
綺麗の実体験がリピートの鍵に

 昭和30年代半ばに、小間物問屋として路面店からスタートしたイサミヤは、ペリエの前身にあたる「千葉ステーションビル」に入った2009年当時は11坪とやや手狭だったものの、年商は3億円を売り上げるほど勢いのある人気店だった。

 路面店時代から「来店するすべての女性を美しくする」を使命に掲げ、駅ビルに店を移してもその信念は決して曲げることはなく、カウンセリングとタッチアップを軸とした接客と、少人数制のレッスンに打ち込んだ。

 ドラッグストアが化粧品市場で台頭し、女性がセルフ販売形態をとる店に流れ込んでも、同店ではカウンセリングを重視し、お客に声をかけたらまずは肌の悩みを聞いてみるという専門店として基本的な行動を徹底して、現在まで取り組んできたという。

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