クラランス・ジョナサン社長、大規模投資で日本の高成長に期待

粧業日報 2017年3月17日号 1ページ

カンタンに言うと

クラランス・ジョナサン社長、大規模投資で日本の高成長に期待
ジョナサン・ジリエン社長、
2020年までに30%の成長めざす

 クラランスグループ代表取締役社長のジョナサン・ジリエン氏が来日し、本紙のインタビューに応じた。

 ジョナサン氏はクラランスに1996年に入社、シンガポールのアジアリージョナル社長(1999年)、クラランスカナダの北米ジェネラルマネージャー(2004年)、クラランスUSA全米リージョナル社長(2007年)を経て2015年2月に現職に就任している。

 ――まずは全体の商況をお聞かせください。

 ジョナサン フランスでは2位以下を大きく引き離して26%の市場シェアを持つ、スキンケア№1ブランドである。昨年はテロ事件の影響で売上の後退を余儀なくされ、最近では大統領選を控えてフランスのマーケット全体が停滞しているが、グローバルでは4%の伸びを確保した。

 フランスの売上はグループ全体の8%に過ぎず、リスクヘッジのポートフォリオが確立されている。

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