アルビオン、将来の礎づくりに向け「アンフィネス」を刷新

粧業日報 2017年10月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • アルビオンは8月18日、「アンフィネス」シリーズを刷新し、30代からのハリ特化型エイジングケアシリーズとして進化を図った。
  • 「アンフィネス」の強化が会社の将来にとって重要と考えており、アンチエイジング市場で明確な個性を放つシリーズへ育成していく。
アルビオン、将来の礎づくりに向け「アンフィネス」を刷新


アンフィネスファンの増大が
永続的な顧客づくりの礎に

 ――今後、「アンフィネス」をどのように育成していきますか。

 梁田 当社では、年齢を重ねるごとにステップアップしてもらうことを念頭に、「エクサージュ」「アンフィネス」「エクシア」と3つのシリーズ体系を構築し、スムーズな顧客育成を目指しています。

 この20年で「エクサージュ」が柱として確立し、「エクシア」も息の長いシリーズとして愛用者を増やしています。こうした中、「アンフィネス」はシリーズとしても若く、最も伸びしろがあると感じています。

 また、「エクサージュ」から「エクシア」へジャンプアップすることは現実的ではないと考えると、3シリーズの中間に位置する「アンフィネス」が磐石になっていくことが、永続的なお客様づくりに向けて非常に重要なポイントになると思います。

 3シリーズが全て強くなっていくことが理想ですが、まずは盤石化している「エクサージュ」を伸ばしていく中で、「アンフィネス」を次の柱に確立していくことを目指します。

 アンチエイジング市場では、まだ手掛けていないことや訴求しきれていないことがありますので、それを着実に実行に移し、一人でも多くの「アンフィネス」ファンを増やしていきます。

 これこそが、当社の将来にとって非常に重要なことであり、永続的なお客様づくりといった観点からも成し遂げなければならないことだと考えています。

 丸島 エントリーシリーズとして多様な魅力のある「エクサージュ」と、ハイプレステージを主戦場とする「エクシア」に対し、「アンフィネス」はその中間に位置し、どちらの領域も侵食してはならず、存在感の出し方に難しさがあります。

 こうした中、絞り込みを行い、個性を際立たせることにより、「アンフィネス」を印象深いシリーズにしていきたいと考えています。

 この価格帯は最も競争が激しく、個性が際立っていないと埋没してしまいますので、従来とは全く異なるテクノロジーを採用し、「ハリ」に集中特化することで、シリーズの特徴をますます際立たせていきます。

 また、「アンフィネス」からヒット商品が生まれ、「エクサージュ」のように多くの人々に認知されるシリーズに育成していくことを目指します。
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