2017年秋のトイレタリー市場、期待度№1アイテムは「NONIO」

C&T 2017年9月15日号 46ページ

2017年秋のトイレタリー市場、期待度№1アイテムは「NONIO」
 C&Tでは、卸売業とGMS・SM、ドラッグストアの各業種・業態を対象に、メーカー各社が多くの新製品を投入する春と秋の年2回、トイレタリー市場の傾向についてアンケート調査を実施している。

 今回は卸売業10社、GMS・SM3社、ドラッグストア4社の計17社から協力を得た。トイレタリー市場における最新動向や今期の予測、期待度についてまとめた。

 *アンケート結果は、卸売業10社、GMS・SM・コンビニ他3社、ドラッグストア4社の合計17社の回答によるもの。調査期間は、2017年7~8月である。

春のトイレタリー市場は
各社の二極化が浮き彫りに

 まず、今春のトイレタリー市場に関する業績について尋ねた。

 2017年3月~6月までのトイレタリー売上の前年同期比は、各業種・業態総合(以下、総合)で「上回っている」が58.8%、「前年並み」が11.8%、「下回っている」が29.4%となった。

 2016年秋に実施した調査と比較すると、「上回っている」が6.7P減、「前年並み」が16.0P減、「下回っている」が23.9P増加した。

 6割が前年以上だったことを踏まえると、比較的堅調な市場だったと伺えるが、前年を下回った企業が3割に上ることから、各社で業績が二極化しつつあることが分かる。

 また、売上前年比の平均数値は101.9%と大きな変動はなかった。

 売上前年比を業種・業態別にみてみると、卸売業では「上回っている」が60.0%、ドラッグストアでは100.0%と、比較的好調だったことが分かる。

 ドラッグストアは各地で新規出店しているところも多く、新規店舗の売上がプラスに働いていると見てよさそうだ。また、既存店舗でも大きく割り込んでいる店舗は多くないと思われる。

 日用品の購入場所としてドラッグストアを選ぶ消費者も多く、生活に根ざした売場で安定した売上を獲得できているようだ。

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