えそらフォレスト、10周年に向けてステップアップの現在

C&T 2018年6月15日号 76ページ

えそらフォレスト、10周年に向けてステップアップの現在
 2010年11月に設立され、独自の化粧品ブランド「HANAオーガニック」を通信販売などで展開しているえそらフォレストは、2014年以降になると拠点の拡大やアイテム数の増強が加速し、近年では若手スタッフの補強が見られるなど、外部に見える部分と帳簿の内容が揃って好調である様子を見て取ることができる。

 福岡市中央区の1拠点から4名で立ち上げた同社では現在、九州と東京にめぐらせた3オフィスで約30名が活躍している。

 2年後の10周年に向け、どのような歩みと成長を刻んでいくのか、社内外の期待感が高まっている。

前職の経営陣2人が福岡から始動
新事業は伸長中のオーガニックに照準

 えそらフォレストについて誌面から発信するうえで、立ち上げを担った細田洋平社長と林田七恵副社長の経歴からどうしても目を逸らすことはできない。

 林田氏はゼロスタートからスピード上場を果たした企業の創業メンバーだったほか、細田氏は創業社長の後を受けてトップを務めた人物であり、両氏が古巣から離れて育て始めた同社の行く末を見守る近隣者は少なくなかった。

 しかも、注ぎ込む温かいまなざしの度合いを深めていたのは、踏み込んだ先が両氏の経験値を100%活かせるとは考えづらいオーガニックだったためだ。

 自身が引っ張っていく新会社の事業をオーガニックにした背景について、細田氏は8年間をさかのぼりながら「私としては、なんでもよかった」と煙に巻き、さらに「前職ではBtoBをやっていた。外部の通販会社を支援するためのノウハウ提供に係わっていた」ことから、経歴としては商材から遠い立ち位置だったと説明している。

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