東京装身具工業協同組合、精力的な活動で新たな需要を創出

週刊粧業 2019年1月1日号 77ページ

東京装身具工業協同組合、精力的な活動で新たな需要を創出
 東京装身具工業協同組合(TSK)では、2017年に理事長に就任した髙橋信行氏が中心となってアクセサリー業界と組合の活性化につながる活動を進めてきた。

 合同展示会以外にも、一部の組合員が「台東区産業フェア2018」に出展、2019年も中小の企業組合が集結した「組合まつりin TOKYO」にTSKの4社が参加する。

 髙橋理事長はTSKに新たな風を吹き込むべく、2019年も意欲的に施策に取り組んでいく姿勢をみせている。

低価格志向が強まった1年
コサージュとブローチが健闘

 ――TSKにとって、2018年はどのような年でしたか。

 髙橋 毎月開催している理事会、例会と年2回開催する合同展示会が、活動の中心になります。

 当社(シャルマン・フルール)の場合、展示会では和装用を含む取扱商品全般を展示し、アクセサリーとしてコサージュを多めに提案しています。若年人口は減少していますが、和装は成人式、卒業式の需要は根強く残っています。

 アクセサリーは入卒時期にコサージュが売れるなど、ファッションとして残っているものもありますが、全般的に趣味・嗜好品の意味合いが強いため、時期が来ると必ずしも売れるわけではありません。

 2018年は猛暑と台風の当たり年で、集客への影響が出たと聞いています。また、100円や300円均一の商品が多く出回るようになって低価格志向が強まった印象があります。

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