ビタミンC60バイオリサーチ、フラーレン原料の魅力を訴求

週刊粧業 2019年1月28日号 8ページ

ビタミンC60バイオリサーチ、フラーレン原料の魅力を訴求
 ビタミンC60バイオリサーチは、「第9回化粧品開発展」において、ヘアケア原料「ヘアシャイニーフラーレン(HF)」から新たに発売される「ヘアーシャイニーフラーレンミネラルオイルフリー(HF‐MO)」を軸に、全6種類のフラーレン原料とアメリカからの輸入原料を紹介する。

 ヘアケア専用製品として展開してきた「HF」は、紫外線からのキューティクルへのダメージ保護や、補修による毛髪ツヤ改善に有用なフラーレン原料となっている。髪への浸透力が高く、フラーレンの特長である抗酸化作用を活かして、内側から髪にアプローチする。



 この「HF」の新たなバージョンとして2月1日に発売される新製品「HF‐MO」は、ミネラルオイルを使用しない「HF」で、これまでミネラルオイル配合により採用を躊躇していたヘアケアメーカーを中心に購入が見込まれるという。

 海外からの顧客向けに英語や中国語にも対応しているブースでは、この新原料に加え、新たに取得したシワ改善のデータを紹介する。

 「シワ改善の新データは、フラーレンのメカニズムにまで踏み込んだものになっている。これまでもシワ改善のデータが明らかになっていたが、今回の新データを紹介することで、フラーレン原料のシワへの効果について改めてしっかり伝えられると思う」(林源太郎社長)

 さらに、新規・既存原料と同時に同社が開設している一般消費者向けのWebサイト「フラーレン美ラボ」を紹介。加えて、様々な用途で使用できる処方提案を強化し、研究者・開発者に限らず、これまで直接関わったことがないメーカーを含めた様々な来客者にフラーレン原料の魅力を訴求する。

 「たとえば、水溶性の製品では、これまで水溶性フラーレンの『ラジカルスポンジ』の配合を推奨してきたが、油溶性フラーレン『リポフラーレン』も化粧水に処方することができたので、この点を披露する。処方時の技術やノウハウがあるリポゾーム化用フラーレン『モイストフラーレン』も、他原料との配合も含めた紹介をすることができる。他にも化粧水・美容液・クリームなどのアイテムに応じた処方提案を行う」(林社長)

 1月30日に開催されるセミナーでは、「自然由来化粧品を作りたい方へのご提案」をテーマに、自然化粧品やオーガニック化粧品の指数表示方法ガイドラインであるISO16128に基づいたフラーレン、輸入原料を紹介する。

 「当社が販売しているリポフラーレンは、植物性スクワランを99%配合しているため、自然由来原料といえる。セミナーでは合成原料のイメージが強いフラーレンとは異なるイメージを伝えることで、当社製品の新しい魅力を紹介していく」(林社長)
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