京王百貨店新宿店、客層に合わせたアプローチで新客開拓へ

週刊粧業 2019年10月21日号 13ページ

京王百貨店新宿店、客層に合わせたアプローチで新客開拓へ
 雑貨を除く47ブランドがカウンターを構える京王百貨店新宿店の化粧品売場では、2019年4~8月の売上が前年同期比約18%増、買上客数が約31%増となり、いずれも好調に推移した。

 婦人雑貨部化粧品売場担当の野々村恵子氏に、上期(4~9月)の振り返りと下期の展望を尋ねた。

日本人・ツーリストの売上増へ
新規6ブランドを今春導入

 上期は4月に新規導入したブランドの売上が純増しているほか、増税前の8月に実施した上顧客向け内覧会での販売が好調に推移したことなどから、4~8月における化粧品の免税外(日本人客)売上が前年同期比2.5%増、免税売上が約30%増となり、日本人とツーリストの売上がいずれも増加した。

 4月には、インバウンド需要の高い「ドゥ・ラ・メール」「アテニア」「MDNA SKIN/リファ」と、日本人客に人気の高い「アヴェダ」「ジョー マローン ロンドン」「ディオール バックステージ」を新たに導入した。

 野々村氏は、この狙いについて「京王百貨店新宿店を利用されている日本人のお客様の多くは50代以上で、買上客数と金額も非常にウエイトが高い。化粧品売場としては、30~40代の新しいお客様を開拓するため、これまで1階化粧品売場で展開していた既存のイベントスペースに、ターゲット層に人気のブランドを導入した」と説明する。

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