バスクリン、睡眠と体温リズムの関係に着目した入浴剤の育成へ

週刊粧業 2020年1月1日号 67ページ

バスクリン、睡眠と体温リズムの関係に着目した入浴剤の育成へ
 バスクリンは、現代人の悩みを改善する入浴剤の研究開発を進めており、2019年秋には「睡眠」に着目した炭酸入浴剤「きき湯ファインヒート リセットナイト」(医薬部外品、ボトル400g、分包50g)を発売した。

 睡眠時間を増やすことが難しい現代人に、毎日の入浴で効率的に睡眠の質を高める入浴剤を提案し、人々の健康増進をサポートしていく。

 同社は、成分や効能といった機能性を追求した「きき湯」シリーズを2003年より展開する中で、生活者のライフスタイルの変化とともに疲労の質が変わってきたことに着目。従来の入浴剤では対応しきれない症状や悩みが出てきたことを受け、きき湯の上位モデルとして「きき湯ファインヒート」の展開を2012年よりスタートした。

 同社は睡眠の質が「体温リズム」と深い関係があることを紐解き、体温が上がった状況から低下する「体温降下角度」が深い眠りの鍵となっていることを突き止めた。

 「きき湯ファインヒート リセットナイト」は、高濃度炭酸ガスに加え、有効成分として高配合食塩(温泉ミネラル)とジンジャー末を配合し、温浴効果を高めて体の芯までしっかり温める。

 入浴により体温を上昇させ、結果として入浴後に体温を下げやすい体にすることで、良質な睡眠につなげる。現代人の悩みとして深刻化している「睡眠」に対し、新たな知見を取り入れた機能性入浴剤として認知拡大を進める。
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