あらた 須崎裕明社長、重点カテゴリー強化の体制へ

週刊粧業 2020年1月1日号 20ページ

あらた 須崎裕明社長、重点カテゴリー強化の体制へ
 あらた(須崎裕明社長)は19年度を最終とする3カ年の中期経営計画で、カテゴリー戦略や営業強化を目的とした組織体制の見直しなどに取り組んできた。

 17年度にペット事業を専業のジャペルに集約したのに続き、19年度はファッションあらたを本体に統合し、重点カテゴリーを強化する体制が整った。

 次の中期経営計画で、具体的な成果につなげる。また経営効率の追求でRPAの導入を開始し、業務部門を中心に一定の成果が顕れた。

 導入分野を拡大し、業務の付加価値化を追求する。3カ年計画の進捗状況や20年度の見通しについて、須崎社長にインタビューした。

駆け込み需要は1週間に集中
化粧品の開発体制が強化

 ――19年度は、夏場の天候不順や10月の消費税増税で小売の業績に大きな波がみられました。卸への影響は、いかがですか。

 須崎 われわれの業績が特段良かったとはいえませんが、天候不順などで継続して悪かったかというと必ずしもそうではないと考えています。

 天候要因のほか、中国の税率変更で化粧品などの売上が大きく変わった一方、家庭紙は海外メーカーが実質的に撤退した状況で価格が安定し、堅調に推移しています。

 当社は元々インバウンドのウェイトがそれほど大きくはないのですが、化粧品、医薬品を主に取り扱っているところは、インバウンド消費の影響が大きかった可能性もあります。

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