ポーラ、遅咲きのエースが現場起点で改革推進

訪販ジャーナル 2020年3月30日号 1ページ

カンタンに言うと

  • ――これまでの経歴を振り返っていただき、今回の役員就任を自分なりに分析していただけますか。
  • ――現場からみた課題は、具体的にどのようなものですか。
  • ――今年度の国内TB事業の方針を教えてください。
  • ――「アペックス」と「エステ」の融合には人材育成が欠かせません。ここをどう強化していきますか。
  • ――現場での経験が豊富なベテラン役員として期待感が高まっています。
  • ――それ以外に、取り組んでいきたい活動を教えてください。

ポーラ、遅咲きのエースが現場起点で改革推進
 ポーラでは、今年1月1日付で社長に就任した及川美紀氏が旗振り役となり、「ダイバーシティ」の推進に取り組んでいる。

 特に、同日付で行われた役員人事において、58歳で初めて役員に昇格した宮杉彰氏(執行役員 TB(トータルビューティー)市場企画・TB営業企画・サポートセンター・エリア担当)の人事は、社内外に驚きをもって受け止められるとともに、同社の多様な人材の積極活用への本気度を示す形となった。

 そこで今回は、宮杉執行役員にTB事業の2020年度の方針や今後成し遂げたいことなどについて話を伺った。

 ――これまでの経歴を振り返っていただき、今回の役員就任を自分なりに分析していただけますか。

 宮杉 2005年に神奈川エリアのゼネラルマネージャーに就任し、その後は北関東、九州、東北エリアのゼネラルマネージャーを歴任した。一貫して営業畑を歩んできており、現場に精通していることが買われて今回の起用となったと考えている。

 当社では、2019年に教育システムの抜本的な見直しを行うべく、全社統一のカリキュラムに基づき接客や美容技術、マネジメント能力などを学習できる教育機関として「ポーラ ユニバーシティ」を設立したが、エリアとの連動で少し課題が生じてきており、エリアとの連動をさらに強化したいという狙いがあったと感じている。

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